自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

苦戦の予感 対向ドライバ

分解です。

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もう、10個以上分解している気がする。

JVCさん、ありがとう。

(@ ̄ρ ̄@)

 

いよいよ、5ミリドライバが8個揃った。

方針を固めるためにも、対向ドライバの優位性を確認したい。

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熱伸縮パイプで連結。

取り敢えず、内径1ミリのパイプから音出し。

これを2つ用意した。

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早速視聴。

低音が多い。中域は変に山がある。

高域は、明らかに少ない。

パイプが細いからそれで良いのだが、狙っていた「中域の魅力」が感じられなかった。

熱伸縮パイプなんかで接続したから、余計にボアボアの音になっている気もする。

 

うーん。

真鍮パイプで連結し、取り出しパイプも若干太くしたい。

そこから、再判断だな。。

(@ ̄ρ ̄@)

 

対向ドライバの間隔も検討の必要がありそうだし、これは時間がかかりそうだ。

エアコン故障の巻

エアコンの室内機から水漏れ。しかも、盛大に漏れてくる。

おいおい、、灼熱の熱帯夜にそれは無いやろ。

(T . T)

 

ダイキンのサービスに連絡を取ると、

「それは、問答無用で出張修理になります。お伺いするだけで、五千円ですので覚悟しといてね。更に修理となると何万円掛かるか分かりませんよ。まぁ、家電なんてそんなものです。弊社には責任はございません」と言われた。

なんかなー。もうすこし、電話診断して欲しいな。すこし対応に納得できないものを感じながら、しばし考えた。

 

そう言えば、昔、BMWに乗ってた時、自分でエアコンを修理したことがあったな。。やっぱり自分で直すか。

冷風は出てるから、エバポレーターとか、重大な故障は無いはず!!

(T . T)

 

そう思い、すこしネットで調べてみると、なにやら簡単に直せるような事が書いてある。

単に排水系統の詰まりの事が多く、掃除機で直せることも多いらしいとな。

(@ ̄ρ ̄@)

 

排水パイプに掃除機を接続し、意を決して、スイッチオン!

グスグスス。何がが取れた感触。

恐る恐る見てみると、大量のカメムシが!!

 ナンテコッタイ(T . T)

ここで、冬眠した挙句、出られなくなったんだな。

簡単に治ったのはいいけどさ。

排水パイプにカメムシが詰まってただけとは。。。気持ち悪いぞ。

 

イヤホンの作業時間が大幅に割かれる事になってしまったが、何事も自分で直そうとする姿勢に、微妙に誇りをもちつつ。。

( ´ ▽ ` )ノ

 

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昨日作ったポーチ。本日使用してみて、不都合があったので少し改造した。

固定ベルトとベルトにつけられるストラップを追加。

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まぁ、これなら普通に使えるだろう。

(@ ̄ρ ̄@)

 

プレーヤーの携帯方法

夏場は薄着になる。プレーヤーを入れられるポケットがないことが多い。

カバンに入れておくと、ケーブルが不安。なにより満員電車でカバンを引っ張られるとムカっとする。

 

エストにつけるポーチを探したが、イマイチダサい。

そもそも、市販のポーチにはチャックが多いがチャックはケーブルを傷つけてしまうかもしれない。

 

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そこで作ることにした。革のクラフトは上手い人が沢山いる。情報も溢れているので、簡潔なメモに止める事にする。

まずは、裁断。

皮は、イタリアンレザーが好き。栃木レザーなど国産レザーははうまくテカリがだせない。何個か作ったか、今は国内レザーは避けている。

革は専門店で切り売り品を買い置きしている。

 

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プレーヤーを限りなく露出させるため、衝撃吸収が必要と考えた。

縫い目を外に持ってくることにした。皮は結構衝撃を緩和してくれる。外側に革のだぶつきがあると衝撃吸収効果が高いはず。

 

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背面に金具を取り付けた。プレーヤーの重量を支えるだけなので、簡単なボルト止めのみとしてみた。

コバ処理は、焦げ茶の染料を入れた後、トコヌールで磨いている。

今回の磨きは、ルーターでやってみた。

流石に早くできたが、手磨きほど綺麗にはならなかった。

すこし使ってから、手で仕上げよう。

 

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完成。作業時間は1.5時間程度。

こんな感じで使用する。思った以上に革の風合いがいい感じ。(@ ̄ρ ̄@)

やはり、プレーヤーの画面操作は頻繁に行いたい。このため、チャックもボタンも付けず、プレーヤーを取り出しやすくした。だが、基本操作はリモコンを使う予定。

 

これなら、スーツの腰に付いていてもギリセーフだと思うのだが??

( ´ ▽ ` )ノ

 

イタリア製のレザー。

このタイプはどんどんテカリが出る。

いい感じによれてくれるといいな。

15号機の変化と12号機との比較

15号機→ダイナミック6発

12号機→BA10発+ダイナミック1発

 

◯15号機

作成から1.5ケ月使用時間は、約100時間だと思う。まだ、音が変わり続けている。

低音過多ぎみ→低音が締まる→空間が広がる→高音が前に出てくる。

今まではこんな感じの変化だった。

ここにきて、低音が更に締まり、高音が少し少なくなってきた。慣れなのか、音の広がりも普通になってきたような。(T . T)

中域の解像度も気持ち落ちたような。。。

レジンの硬化の影響か、そろそろドライバのエージングをすべきなのか。。

そもそと、暑くなったので、「聞こうとする気力」が落ちているだけかもしれないが。

(@ ̄ρ ̄@)

 

◯12号機

年明けに作成。レジンの硬化は完全だと思う。

使用時間は、200時間くらいかな?

今朝、2ケ月ぶりくらいに使ってみた。

15号機に比べ低音の締まりがない。

これはこれで、「普通の音」で、迫力はある。たぶん、原音はこの程度なんだと思う。しかし、15号機を聴き続けていたので、ベースなど低音楽器の輪郭がボヤけると感じてしまう。

多分、低音のBAドライバは構造上これ以上、締まり感は、上がってこないのかな。。

 

中域〜高域は、とても透明度が高い。堀も深いがスッキリし過ぎかな。もうすこーしだけ、何かが足りない。

 

◯次期作への方針

→ダイナミックドライバの音色変化は、結構長く続く。

→大口径ドライバをレジンで固めてしまうと、かなり締まった低音が多く得られる。小口径だと、音が締まることで「音量が少なくなっている」と感じる傾向がある。

→低音のBAは、レジンに埋めてしまってもそんなに音質は固くならない。

→BAは、時間が経過しても音質変化は少なめ。

 

こんな感じかな。

15号機、エージングしてみるかな。

(@ ̄ρ ̄@)

 

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時間のあるときに、少しづつ解体作業を進めている。

あと何発ばらすんだっけ?

(T . T)

 

チコチコ作業

JVC FXH30

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ジャンクで、100円。

片耳が聞こえなかったが、分解してドライバだけにすると、案の定、ちゃんと聞こえた。

この手のイヤホンは、プレーヤーなどにぐるぐる巻きにされるのだろう。断線していたようだった。

 

前回、15号機の作成時に、全てのドライバが死んでいたことがあった。

ジャンクはやはり怖いと感じていたが、今回はセーフ。

( ´ ▽ ` )ノ

 

さてと、今回、16号機用には何台バラすことになるのだろう。

そろそろ、あきてきた。(T . T)

次期昨 まとめ

この間、色々な機種を視聴した。

64audio

DITA

JHaudio

アコーステューン

私の耳と視聴環境、低音好きのキャラでは、もうこれらの高級機が欲しく無くなってしまった。

更に昨日、ヘッドホンである

Technics EAH-T700で、「レコード」を視聴したが、あまり魅力を感じる事ができなかった。

 

全機種、とても綺麗に聞かせてくれるが、ベースに包まれるような、ベースに脳を物理的に揺さぶられるような感覚は、アコーステューンしか持ってなかった。

空間の広さや、解像度もこのクラスと比較してもさほど劣っているとは思えない。

逆に言えば、この辺りが終着点かな。

 

そこで、次回作ではこの辺りの考えをまとめて、自分用としては最終作とするつもりで作りたい。

 

①使用ドライバ

12号機と15号機を比べると、BAとダイナミックの比較ができる。ダイナミックも4発以上使うと、解像度はBAに負けなくなる。空間の広さや音の厚みは、ダイナミックが楽しい。

 

一度、BA20発をコンセプトにあげたが、BA18発の64audioを聞いて、萎えてしまった。

 

取り扱いが意外に難しくとても難儀するが、5ミリクラスのダイナミックドライバを主体に作成する事にする。

しかし、高音域はやはりBAがすごい。twfkは使ってみようと考えている。

 

②大口径ドライバ

自作なんだから売ってないものを作りたい。

以前、40ミリクラスのドライバを使ってハイブリッドを作ったが、あの感覚が忘れられない。

選択肢として残しておきたい。

 

③対向ドライバ

先日の記事で書いたドライバの対向配置。

うまく実現できるといいが。。

 

④音導管

64audioがtiaで、音導管 を使わないコンセプトを出してきたが、SONYやテクニカなどのユニバーサルイヤホンでは普通に使われている手法だと感じた。SONYのBAイヤホンなどはなかなか面白い音の導き方を普通にしてある。

 

音導管を使わない考え方はあるが、私は音導管派だと思う。

音導管を使うと高音がスポイルされるが、合流させるより解像度が維持されるように感じている。きっちり、実証はできていないが、15号機ではその傾向が認められた。

 

しかし、超多ドラを目指すなら音導管の処理は間違いなく最難関。。。

時間かかりそうだな。

(@ ̄ρ ̄@)

 

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大阪梅田。レコードジャケットの展覧会に行ってきた。

懐かしい作品がてんこ盛り。なつかしーな。

( ´ ▽ ` )ノ

テクニクスが協力していて、すこし視聴させてくれた。

ue900大幅仕様変更

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ジャンクで手に入れた。この子を見るのも久しぶり。

出音確認。最悪。

音が割れている。BAで、この手の音のビビリが出ているやつは、ドライバー自体がぶっ壊れていることが多い。

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早速分解。あれ?筐体の構造がかわっている。

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なんと!内部にゴムのパーツが使ってある!

これって、音が大幅に変わるはずだけどなー

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以前買っていたものと比較。

ネットワークも大幅な変更。コンデンサが無くなっとるぞ!(@ ̄ρ ̄@)

 

ドライバも変更になっていた。

ひょっとして偽物かと思ったけど、チャンとノウルズの刻印が入っててホッとした。

 

ネットワークを外して出音を確認して、まだ割れているようなら、廃棄だな。。、

(T . T)

 

しかし、今回の仕様変更には驚かされた。

まずドライバをゴムで固定する事。以前はちゃんとしたプラッチック製だった。ドライバを外すのにも苦労していたが、ゴムになったので、ちょいとコジルだけで簡単に外れた。

ゴムにした事で、解像度は落ちているだろう。反面、低音の力量は増していると思うが、多少ブーミーになってるんだろうと予測する。

 

また、ネットワークにはタンタルコンデンサが使われていたのに、撤去されていた。ここは納得。ネットワークって、そんなに必要だと感じられないから。コンデンサを抜く事で、中域が多少持ち上がっているのではないかと予想する。

 

あと、音響フィルターも緑からグレーに変更になっていた。ゴムで固定に変更したため、高音が不足したのだろう。

 

UE900、名器と言われる事もあるが、この変更は、全く別物になるほどのインパクトがあると思うが、大丈夫なのかな??

(@ ̄ρ ̄@)

 

まぁ、私は好きな機種ではないけど。。