自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

煌カスタム 解体

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とてもいい音はしているが、オリジナルの煌びやかさが失われてしまっていると感じた。

このイヤホンはもっといい音が出るはず。

 

また、今週は毎晩カナルの調整を行なったが、なかなか左右のバランスが揃わなかった。

さらに、ブルーのシェルが微妙にフェイスプレートにあっていないような?!

 

かなり、チューニングには時間をかけたが、更なる高みを目指して作り直すことにした。

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レジンで満たしていたのでかなり苦労したが、救出成功。ドライバも痛めていないはず。

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黒のシェルも用意した。

新しいUVライトは効果時間が劇的に短かった。これまで、20分くらい焼いていたのが、ものの3分程度でできあがった。( ̄▽ ̄)

 

明日は時間をかけて組み直してみよう。

いい音になりますように。。。

(>_<)

 

 

7N銅線

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毎度の構成で実験。8本とし、バランス接続で実験。

ものすごくスッキリサウンド。しかし銅線特有の低音の厚さが期待したほどは出てこない。

ゾノトーン 改造ケーブルや、オーグラインには及ばなかったな。

 

私は自分のことを、プラシーボの人だと思っている。新しく工作したものはよく聞こえて欲しいと思ってしまう。

今回の7Nも、よくあって欲しいと思いながら聞いたが、やはりゾノトーン ケーブルと聞き比べると、イマイチになってしまった。

 

でも、「スッキリ系」というキャラが明確なので、なにか他の線材と組み合わせると使いやすいかもしれない。

( ̄▽ ̄)

 

電線病、もう少し続きます。

 

 

 

UVライト

先日修理したが、やはり調子が悪い。

完全分解して修理しようと思ったが、アマゾンで見てみると、1500円しない。。

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買う方が楽と判断した。

昨日ポチったのに、今朝には到着。

日本の業者は優秀だ。

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以前のものと比較。

9ワットから36ワットになったので大きくなったが、こちらの方が断然軽い。

しかもスイッチオンしてから瞬時に点灯。

すこし使ってみたが、レジンの硬化時間も随分短くなった。半分にはなった感覚だ。

( ̄▽ ̄)

 

大きくなったので置き場所を考えないといけないが、まぁまぁ、満足。

 

しっかし、安いな。

2年くらいはノントラブルで使いたいな。

お気に入り音源

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CARTER CALVERT

It's a Man's World

ふと聞いてどハマり。

カバーの曲が多いが、プレーヤーの遊び心がたくさん感じられてお気に入りになってしまった。

特に「Don’t Worry ‘bout a Thing」での後半以降の曲の崩し方がセンスいい。

こういうプレイができるようになりたいな。

 

 

intime煌 カスタムその後

このイヤホンは左右のバランスを取るのが難しい。高音域がとても豊かなイヤホンなので、すこしの違いで左右のバランスが崩れていると感じてしまう。

 

先日、カナルの内部をリューターで拡大したが、ボーカルは真ん中に来るものの、シンバル関係は右に、ベース関係は左によりがちだった。

 

昨夜、試行錯誤の末、右耳のカナルに長さ4ミリ程度のシリコンパイプを入れてやると、バランスが改善できた。

ソラの時もそうだったが、セラミックツイーターは繊細なのかもしれない。だからこそこの音が出せると思うのだが、カスタム化する時にはかなり注意が必要だな。(´-ω-`)

 

肝心の出音だが、かなり満足度は高い。IE800ではなくこちらを聴きたくなる事が多い。

綺麗に空間を表現して過不足のないIE800に対して、煌カスタムはかなり元気の良い印象。音の粒が元気よく飛び出してくるのだが、かと言って、空間表現力が弱いわけではない。

 

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写真は一般的なドラムセット。中央部にバスドラがあって、そこからステーを伸ばしてタムを2つ固定している。

バスドラムには布やスポンジ、座布団などを入れてミュートすることで、大太鼓的な「ドォーン」という音ではなく、「ドッ」という音にチューニングする。ミュートで残響音をカットしてアタック音を取り出すイメージ。

但し、実際のドラムセットではバスドラに固定したタムが共鳴する。「うおーん」という響きを出してしまう。

レコーディングでは、上手く消すことも可能なのだが、CD音源でもドラムソロなどではこの共鳴音が聞こえる。

 

煌カスタムで初めに驚いたのが、このドラムの共鳴音が聞こえること。セラミックツイーターの効果なのか高音のみでなく、低い音の表現力も向上していると思う。この手の音を出せることで、豊かな空間表現ができているのかもしれない。

 

まだ、レジンの硬化が進行中だと思う。チューニングには時間がかかりそうだが、なかなか中毒性のある音を出してくれる。

作ってよかったな。(^^)

 

 

カナル部分のチューニング

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カナル部分は、いじるたびに音が変わる。ユニバーサル機ではあまり意識しないが、カスタムIEMでは、とても、とっても重要な部分だと思う。d( ̄  ̄)

備忘録として現時点で意識していることを以下にまとめておく。

 

①音導管の太さ。

太いと高音が強くなる。細いと低音が出てくる。解像度やサウンドステージの広がりにも影響する。

太さは直径1ミリも変わると激変する。様子を見ながら調整すべき。

調整は、細くしたいときはレジンを盛り、太くしたいときはリューターで削る。

 

②音導管の内部表面

ツルツルにすると高音がでてくる。サウンドステージも広がる。

レジンでコーティングして、表面を馴らすといいと思う。

 

③カナル部分の長さ

左右で揃える必要は無い。

ただし、ボーカルがセンターに来ない場合は、ボーカルが遠い側のカナル長さをすこし短くしてやると、センターに近づく。

ヤスリなどで削ってやれば良い。但し、1ミリも削ると結構変わるので、注意する。

 

④カナルの太さ

太くすると遮音性が上がる。結果として低音が出てくる。但し、イヤホンの挿入位置も変わるので、上記③のセンターどりも合わせて行う必要がある。

 

⑤ダイエット

太ると、耳道も太って狭くなる。ダイエットしなければ、入らなくなる。。(´-ω-`)

もしくは、カナルを削って細くする。

但し、左右のバランスが崩れるので③の調整が必要。

 

こんなところです。

d( ̄  ̄)

MA750 分解

以前断念していたMA750 を分解した。

PAOさんから情報をいただいた。

その方法は、ライターで炙るというものだった。

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軽く炙った程度では接着剤は軟化せず、結構しっかり炙ることになった。

(´-ω-`)

でも炙るのって、かなりドキドキする。

ドライバ、壊してないか心配。

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どうにか分解終了。

意外にも小さいコンパクトなドライバだった。

さて、この子もカスタム化するかな?

何かと組み合わせて、多ドラにする材料にするのもいいな。

(´-ω-`)

 

PAOさん、ありがとうございました!