自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

次期作構想 20ドラに向けて

12号機で、11ドラハイブリッドを達成した。

15号機でダイナミックばかり6ドラを詰め込めた。ならば!

BA機の最高峰である20ドラに挑戦してみたい。

 

欲しい音は、透明感と空間の広さ。

良いピアノを弾くと、ピアノ全体に音が響いて聞こえることがある。

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例えば、柴田淳のアルバムひとりから、「かなわない」。大好きな曲。柴田淳って、知名度はそんなに高くないけど、曲の作り込みはすごくいいと思う。

曲の始まり、優しいピアノの響きが気持ち良い。次にベースが入ってきて曲が立ち上がっていく。この空気感をもっと感じてみたい。

広大な空間を得るためにどんなドライバを選択するか。そこがポイントになると感じている。

 

普通に20ドラの構成を想定すると、

高域8ドラ

中域4ドラ

低域8ドラとなる。

 

低域を10ドラ以上に増やしながら、高域を減らすと、空間が広がるかもしれない。

高域が弱くなる可能性があるが、高域のドライバは小さいのでカナル先端付近に配置すると、存在感は増やせる。

また、音導管を無くす事もおもしろい。

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64audioは、そんな事も考えて商品化してきた。しかし、音導管がある方がチューニングはしやすい。また、15号機では、音導管がある方が解像度が高いと感じて、撤去した音導管を再挿入した。

音導管というか、ドライバユニットから、カナル先端までの作り込み方が今回もポイントになるだろう。いろいろ試す必要があるな。

 

さてと。。

まずは、材料あつめだな。

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