音導管を短く詰めてみた。
案の定、中域の鮮明さが向上する。
だが、15号機の時の様な透明感はまだ出ない。
ドライバを対向させた場合は、低域〜中域のインパクトを出せるだけで、中域そのものの魅力付けにはあまりプラスにならない様だ。
だが、これはこれで面白い。
低音がたっぷりだが、解像度が高いというか、締まっているというか、輪郭が掴みやすい。
この仕様で組み上げてみることにする。
高域の解像度を更に上げるために、twfkをダブルにする。これは、JHのアンジーから取り出したドライバ。4つを1つにまとめてある。
twfkをダブルにした時点でかなり完成された。
高音域の解像度が格段にあがり、聴きやすくなった。
さらに、低音用BAをダブルで追加した。
高音域→twfk×2 4ドライバ
中音域→5ミリダイナミック×4
低音域→BA2発
計10ドラ
かなり完成された音になった。
低音域は、比較的アッサリ。だが、中高音域を邪魔しない。
中音域は、濃厚。JHのローラより更に濃厚。まぁ、ドライバが倍だから当然かな。
高音域は、twfkの音。とても解像度が高く、完ぺきな鳴り方をする。
ここまで作って、ローラを超えたと思った。ローラの方向性で、もう少し中音域を濃厚にした感じ。
低音用BAを倍にしても良いが、そうすると中音域のダイナミックドライバの存在感が気薄になる可能性がある。取り敢えず、こんなものかな。
【総合的に見て、、、】
かなり、完ぺきな鳴り方。
見通しが良く、解像度が高く、しかも中音域がかなり濃厚。(@ ̄ρ ̄@)
少し前の私なら喜んで組み上げていたに違い無い。
しかし。。。
確かに良い。15号機に無い高音域の魅力も素晴らしい。
だが、15号機程のインパクトがまだ無い。まだ、これなら15号機も使うと思う。
もっと圧倒的に良いものにしてみたい。
(T . T)
難しいと思うけど、ドキドキやトキメキが無いとねー。
さて、どうしたものか。
台風が近づいてきている。
雲の表情がとても豊か。
明日は荒れそうだな。