自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

16号機その後 多ドラとの比較

15号機作成後、4日が経過した。

今までならレジンの硬化による音質変化を感じる頃だが、今回はあまり感じない。

シェル内に真鍮部品を詰め込んでいるから、レジンの量が減っている。また、シェルを濃いめの緑としたので、影響する紫外線量が少なくなっている。そんな所が理由かとおもう。

もっと広い音場が欲しいのだが、もっと待つ必要があるのかな?

(@ ̄ρ ̄@)

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確認のため、14号機と比較。

14号機はやはり中域付近の解像度がとても高く、味付けもとてもいい感じ。音場も最強クラスに広い。

しかし、直後に16号機を聴くとまとまりの良さに驚かされる。音場も狭くない、むしろ広い?

(@ ̄ρ ̄@)

うーん。16号機がとても良い。多ドラ機も負けているわけではないが、魅力の方向性が違う気がする。

方向性の違いは、①解像度と、②高音〜低音のバランスの違いだと思う。

 

①解像度

タドラ機のほうが高い。ワンドラでも悪いわけではないが、音符が込みいると潰れてしまう。

解像度が高いと、込み入った曲を細かく聴き込む快感が得られる。細かい音符が多いアニソンなんかはそうだと思う。

ただ、ミディアムテンポになると話が変わってくる。ワンドラ程度の解像度でも普通に聴きこめる。

しかも、敢えて解像度高く聞かなくてもいいジャンルも存在する。例えば、音を歪ませまくっているロックとか。ノリ良く聞ける方が楽しい。

 

②高音〜低音のバランス

多ドラ機も視聴を繰り返して調整するから悪くはないが、ワンドラの方が繋がりが自然。現時点の私の技術力では差ができてしまう。

 

まだまだ、多ドラ機を諦めるわけではないが、ワンドラの魅力を強く確認できた。

ちゃんと作れば、絶対いける。特に、今回極端な制振をしてみたが、とてもいい結果となったと思う。もうすこし、制振を研究してみるかな。

(@ ̄ρ ̄@)