自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

17号機 zs5改造機 その後

凄く、楽しくなってきた。(=^x^=)

出音について。

先ずは、結構高解像度。BA8発クラスはあると思う。さらに特筆すべきは音場の広さ。いままでにイヤホンで体験したことのない位の広さがある。初めに音出しした時には、壊れているのではないかと思ったくらいに広い。しかも、ボーカルが結構近いところにある。定位が良いと言えると思う。

高音は結構出ているが、刺さることはない。柔らかめの高音だと思う。

中域は、エッジが立っている様な感じだが、EX1000程の気持ちよさには及ばない。スネアの音がスパーーーンと抜ける感じにはあと一歩。しかし、女性ボーカルとかは良い塩梅。

低域は、よく締まっている。量は多めだが、しまっているため電車の中とかではすこし物足りないことがある。乗り物にさえ乗らなければとても良いバランス。まぁ、イコライザを使ってやると誤魔化せるが、そうすると若干中域をマスクしてしまう。

 

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上は以前も上げた写真だが、音導管の処理の仕方が今回の効果につながったと思う。

これまでは、低音〜中域ユニットには細めの音導管を使うことが多かったが、ここを太くしてやることで、音場が劇的に広がったのではないかと予想している。また、ベアリングボールで重量を増したことも低音の改質に影響しているかな。(@ ̄ρ ̄@)

 

高音ドライバの音導管は、極細にしたので、程よくマイルドになったとおもう。この辺りは中華製BAの特性がまだわからないので言い切れない。ただ、ノウルズのBAに比べて出音に大差はないものの、若干なにか「雑味」があるというか透明感が少ないような気がしている。

中華製のBAは、もう少し研究してみたい。

 

とても楽しい作品となった。本来のZS5の音とは、似ても似つかない。格段に進歩させられたと思う。激安イヤホンの改造でここまでの音が出せたのは大満足だ。

(=^x^=)

 

ZS5は、材料としてなかなかオススメです。