DICCUE DUA100
これも以前、イーイヤホンで買ってたもの。
写真はから割りしてしまったものだが、音は正常に出せている。(^.^)
しかし、まぁ、ひどい音だと思う。中域モリモリなのに、なにか引っかかる。解像度もヘンテコ。intimeや、茶楽音人などの日本メーカーが安くてもビックリするようなモノを出している今となっては、世代が古いと感じてしまう。
だが、昨日、イヤホンを壊してしまったショックから妙に改造したくなった。
更に、今回は音を出しながら解体して、改善点を探ることにしてみた。
( ̄∇ ̄)
先ずは、から割り。案の定、筐体の蓋を開けると途端に音が拡がり、自然な感じになった。低音も増した。
背圧を抜くための穴が開いていなかったので、もしやと思っていた。6ミリ程度のドライバでも背圧の影響は、かなり受けたようだ。
でもまだ、高音が全然ダメ。
このイヤホンはカナル先端が真鍮になっている。格好いいのだが、肝心の音が抜ける内部が細い。おそらく低音の補強を狙ったのだろうが、高音を減らし、コモらせただけになってしまっている。
試しに真鍮部分を抜いてみた。
その状態でイヤーピースを付けてやると内部径は倍ほど太くなる。
案の定、高音が自然に出て、気持ちよく伸びるようになった。
はじめ、中域ばかりの音しかしなかったが、この段階で、普通に聞こえるようになった。
音の出口が変に塞がれてしまうと、中域ばかりの音になる。先ずはある程度整えてやって、それから、カナルの作り込みなどで調整すると良いと思う。(^.^)
そのまま、シェルに入れて、カスタム化してみた。
結果は、、、、(T-T)
あまり良くない。
小口径ドライバのレスポンスの良さは、僅かに感じられるが、兎にも角にも、解像度が低い。これでは楽しめないな。。。ドライバが安物だったかな。。。2日連続ふて寝になってしまいそうだ。(T-T)
気力を振り絞って、小口径の特徴を探ってみた。
①低音の量
低音マニアの私が不足を感じないくらいタップリ出すことは可能。小口径だから出ないと言われるイヤホンは、筐体の作り方が悪いのだと思う。
また、低音の質は、よくしまっている。ここを確認できたのは大きな収穫だった。
②レスポンス、解像度
小口径は、振動板が軽いため、レスポンスがよく解像度が高い音がすると思う。
RHAのMA500など、なかなかその特徴がよく出ていると思う。でも、この機種も低音弱め。
この性質を上手く組み込めれば、メチャクチャ面白いイヤホンができると思う。intimeの渡辺さん、作ってくれないかなー。( ̄∇ ̄)
③音場感
なぜか、ドライバがちっこいと、空間も狭く感じてしまう。
でも、RHAはそこそこ広かったような。。。
先日試聴したnobleの小型ドライバ機、EDC Bellも広かったような。。
どんな仕掛けがあるのやら。。
まぁ、とにかく、本日作成したDUA100は、あまり良くなかった。(T-T)
もう、カスタムするのは、本当にいいと思えるドライバしか使わないことにしよう。
さて、クイズ。
↑これは何でしょう?
何かの一部で、日本中どこにでもあって、ほとんど毎日目にするもの。
正解は次回のブログで。。(^.^)
夏と秋の境目かな?
もう少し涼しくなればいいのにな。