自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

次期作始動

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ふと振り返ってみると、5ミリドライバの在庫がめちゃくちゃあった。

写真以外にも未分解のものも含めて20発はありそうだ。

以前、対抗ドライバを試していた時に、集めまくってたからだな。d( ̄  ̄)

 

さて、次期作のドライバ構成について。

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ドライバを何発にするか、めちゃくちゃ悩んだ。

d( ̄  ̄)

写真下、黒いものが、ダイナミックドライバ三発機。

5ミリ2発に、10ミリ1発。

以前、組んでほったらかしになっていたが、チューニングをやり直した。

10ミリで補助的に低音をすこーーしだけ足して、5ミリでは思いっきり中〜高音を出している。

空間も広く、悪くないのだが、変にエッジが立つというか、全体にアクセントのつく音が強調されるような感じがする。

「解像度の向上」という意味では確かに向上していると言えなくもないが、まるでBAドライバを増やした時のような感覚だ。

うまく表現できないが、なにか自然な感じが損なわれ楽しくない。。。まだまだ、研究する必要があるな。

 

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そこで、final E3000ドライバの単発でいくことにした。

E3000のドライバ先のカナル部分の黒いパーツ、なかなか秀逸だと思う。

プラスチックが極薄なので強度的にはかなり不安だが、カスタムシェルの中に入れらのであれば全く問題ない。とても小さく薄いので、位置決めの自由度が高い。

 

しかも、、カナルの内部を覗き込んでビックリした。なんと、太さが三段階で変化する。アコースティックホーン効果を狙っているのか、低音増強を狙っているのか、こんなカナルは初めてみたな。d( ̄  ̄)

finalも本気で設計するメーカーなんだな。

 

私も毎回、カナルの太さにはとても迷う。組んではみたものの、気に入らなくて組み直す時は、だいたい内径が気に入らない。

今回は、どうするか。色々試したかったので、finalのオリジナル部品を複製する事にした。

上の写真は、ブルーミクスで型取りをしているところ。あとはレジンを流し込んで複製。

写真は無いが、ちとかっこ悪いや。。

 

作業は、今日はここまで。d( ̄  ̄)

 

 

最後に、5ミリクラスドライバについて。

カスタムシェルに入れるなら、抜群の素材だと思うが、市販品をそのまま使う場合、5ミリにこだわる必要は無いと思う。

どうしても低音が弱いドライバなので、低音を出そうとして無理をし、5ミリ特有の味が薄まっているものも多いと感じてしまう。

ご注意ください。