他のイヤホンもいろいろ作りながらだが、チューニングがやっとで定まってきた。
カナル先端部は、何度か削りすぎてレジンで修復した。結局、最終的には削る量はそんなに多くはなっていない。
苦労したのは左右バランス。
低音と高音は、比較的バランスが取りやすいが、中域がとても調整しにくかった。
どこをどう削ったら中域を調整できるかは未だわからないのだが、いつのまにかどうにか落ち着いてきた。
そもそも左右の形が違うので、ドライバ位置の正解が見えないうえに、ドライバを鼓膜に近づけたため、少しの変化で音が大きく変わった事が原因だと思う。
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スピーカーでも位置決めに苦労する事があると聞く。自分の耳ではこの作業ができたが、どう聞こえているからわからない以上、他人の耳では難しいだろうな。
はてさて。どうしたものか。。きっとドライバを鼓膜に近づけるのをやめて、作りによって神経質に音が変わらないようにするんだろうな。(-_-)
まぁ、とにかく、調整はとりあえず完了。しばらくこの音を私のイヤホンの基準としたい。
出音は、ボーカルあたりの中域が近い一方で、空間が広い。5ミリクラスドライバらしく解像度は高いが、音が厚いためBA機ほどは込み入った曲が得意なわけではない。
まぁ、ジャンル的にはドンシャリ傾向が強く元気いっぱいな感じかな。
5ミリドライバで似た作りとして、RHAのS500カスタムを作っている。基本的にはE3000と同じ思想で作ったため、出音に大差ない。ドライバはすごく違うが、筐体の作り方でここまで音が似ることに驚いた。
逆に今後は、E3000とは全く違うチューニングに振りたいと思う。ウォームで落ち着く感じを目指したい。
うまくいくかな?d( ̄  ̄)