先日、ditaのケーブルを直したのだが、どうも緑化の進行具合が気持ち悪く、気になっていた。
そんな中、ふと、イーイヤのジャンク箱にキャンバーケーブルがあったので買ってしまった。
四千円くらい。定価は2万を超えてたような気がするのだが、ジャンク品では、そこそこな値段。d( ̄  ̄)
キャンバーケーブルは、以前から気になっていた。見た目のイメージから、銅の太い音がしそうだなと感じていた。
ネットでは扱いにくいと言う意見も見られるが、私にとってはとても大変柔らかく、使いやすそう。太いと言う人もいるけど、この位太い方が、絡まらなくいい。
そのままでは、dpx 1 で使えないので改造。
線材の外側に、ビニールチューブが被せてある。見た目はイマイチだが、緑化を防ぐためには大変効果的だと感じた。
このビニールチューブを外してカスタムしても良かったのだが、長く使いたかったので緑化の対策としてそのまま使うことにした。
8本編みになっていて、白いケーブルがプラス。銅線色のものがマイナス。
それぞれ2本づつ4組となる。
それぞれの線を絶縁するためのコーティングもものっすごく薄い。爪で強めに引っ掻くと破れてしまうほど。。この部分も音に影響しているんだろうな。
そして驚いたのが、中の導線の一本一本がものすごく細いこと。上の写真でよく見るとわかると思うが、髪の毛より断然細い。切り落とした線材が、埃のように感じられた。
このくらい細いと取り回しが良くなることに加えて、空間が広くなると感じている。次に組むケーブルはこんな感じで細い線材を使いたかったのだが、図らずも希望が叶ってしまった。
イヤホン用にちゃんと作られた線材だと思う。d( ̄  ̄)
通常の手順で、無事に完成。2.5ミリの4極にした。
イヤホン側のmmcx端子は、右側がとても緩かくなってしまっていた。付け替えても良かったのだが、メーカー製の緑化防止機能を無くしたくなかったので、細いマイナスドライバーで金具を広げて使えるようにした。
出音は、、、
かなり気に入った。d( ̄  ̄)
ditaのケーブルより空間が広く感じられ、低音も豊かになった。空間が広がったので、込み入ったアニソンなども聴きやすく、全体に「銅」らしい優しさが感じられる。
解像度も高い部類にはいり、高音も綺麗に伸びるが、全体としてウォームな印象。
求めていた音に近いな。。。
今夜はかなり満足であります。
( ̄^ ̄)ゞ
キャンバーケーブル、悪くない。オーグラインの8本編みには及ばないけどね。。