自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

イヤホンのカタチ⑤

今回は、イヤホンの挿入角度について。

個人差があると思うので、確証はないが、イヤホンを耳に入れて角度をいろいろ変えてみると、ふと音が鮮明に聞こえるポジションはないだろうか?

私の場合は、すこし深めに入れて、下から上に向けた時。特に高音が鮮明に聞こえ出す。

そこで、既製品のイヤホンをよく見ると、そんな効果を狙ったものがある。

 

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先ずは、有名なシャア。

実物を見ても、カナル先端部が上を向いている。耳道の向きを考えていると思う。

 

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続いて、ゼロオーディオのアルボアイ。

思いっきり下から上に入れる。細い筐体だから可能になった方法。評価の高さの理由の1つに、挿入方法があると思う。

 

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上の写真は、先日作成したCL750カスタム。このイヤホンを装着するとイヤホンの筐体は、思いっきり下から上に向く。

耳型に添うように無理なくイヤホンの筐体をセットすると自然とそうなる。(以前、作成したjvcカスタムも同じ様に、下から上に向いていた。)

CL750の分解前に色々試している時、この挿入角度が強く意識された。CLは高音部に特徴のあるイヤホンだが、挿入角度を合わせると、高音に含まれる細かなニュアンスがちゃんと聴こえて、空間が一気に広がるような感じがした。

イヤホンを下から上向に挿入するには、手で保持していないと直ぐに位置が変わってしまうので、カスタム化するなら是非クリアしたい。

 

 

イヤホンの角度。もっと話題になってもいいと思うのだが。

下から上向にイヤホンを入れると、残念がってるウサギのように見えて、愛嬌もでるんだけどなー。。

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