自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

HS1003 カスタム①

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とてもポテンシャルは高いと思うのだが、ちょっと複雑な作りになっている。

カナル先端部。なんと、内径が一般的なものより太くなっている。高音の伸びを狙っていると思われる。ここを太くすると高音や空間は随分と変わる。しかし、おそらく高音が出すぎたために、スポンジが詰められていた。スポンジを入れると、せっかく太くした内径の効果はほぼなくなってしまうと思うのだが、他の効果があるのだろうか。

例えばソニーのex1000などは、カナルの内径は一般的な太さとしつつ、スポンジだけ入れている。ソニーは企業力でチューニングの過程での仕様変更もこなせるのだろう。

まだまだ、知らないことが多いな。まっ、ゆっくり研究してみよう。

 

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私はスポンジはできるだけ使いたくないので、カナル内径は少し細く変更する事とした。

上の写真は、カスタムシェルにはめ込んだところ。今回もなかなか位置決めに時間を使った。片側1時間は使ったと思う。

カスタム化では、この位置決めがとても大きなポイントになると感じている。当然、左右で形が違うので、角度や深さ。完成時の格好良さなどを決める作業は、かなり難しいと思う。。

まぁまぁ、狙った感じに位置が決まった。

疲れたけどね〜(−_−;)

 

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内部配線については、今回はオーグラインはやめた。筐体の穴を通すため、単線では難易度が高すぎると判断した。

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もう一つ苦労したのが、バックプレート。

本来であれば、ノーマルのモノを加工して使うところだが、今回は片側が紛失している。

かなり色々試した結果、ワッシャーを加工し、磨き込んで使った。バツグンではないが、まぁ、正解かな?

 

今宵はここまで。

この状態で出音を確認したが、低音〜高音のバランスはなかなか優れていた。スポンジは入れていないが、カナル内径のセレクトは間違っていなかったようだ。。(^^)

てか、かなーり、いい音してるような。

 

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大阪では、まだ桜がいい感じ。

朝から、ウグイスが鳴いていて、ホッコリした一日だった。