アコースチューンのHS1003。
すこし前に組んでいたもの。
この子は完全密閉で作っていたため、新幹線の中など、騒音の中で使うのに大変重宝していた。雑音が殆ど入ってこない。
また、良質な低音の量が多く、外で使うには気持ちいい。そのため、意外に出番が多く、ほぼ毎日カバンに入っていた。
だが、高音の伸びと解像度は一歩及ばず、数時間聴いていると飽きてきてしまうことが多かった。、、
そこで、intimeの轟と同じ手法を使って、カスタムシェルからはみ出しているオリジナルの筐体をレジンでコーティングしてみた。
数週間使ってみたが、轟ほどの変化は起きなかった。金属の筐体が、すでにいい感じの制震をしてくれているのだと思う。
まぁ、こんなもんかなと思っていたのだが、本日、DITA answerを組むときに、レジンを焼いている時間を使って、ちょっとチューニングしてみた。
先日、記事にしていたカナル先端部の調整。
中域〜高域の向上をねらって、先端部を削ってほんのコンマ数ミリカナルを短くした。合わせて、音の出口の角を微妙に削った。
すると、、、、
大化けした。不足気味だった高域が気持ちよく伸びて、解像度が別物になった。だが、低音の気持ちよさはそのまま。。。空間も広い。
凄まじいハイレベルな音。
先に書いた「DITA answer第二章④」の記事があっさりしているのはこのため。HS1003が良すぎる。あっさりと answerを置き去りにしてしまった。
しばらく、この子に夢中になりそうな気がする。(^^)
しっかし、チューニングで変わるよね。ものすごく変わる。最近、やっとコツを掴みかけてきたので面白い。
一定レベル以上のドライバを使うなら、あまり高価なイヤホンは必要ないように感じてきた。
でも、凄いイヤホンはやっぱり凄いからな。
次は、t8ie だな。。