自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

まだまだチューニング② ビニールチューブの音

f:id:domingo55:20190729074432j:image

上の写真は再掲だが、ビニールチューブが肝になってきた。

ほんのコンマ数ミリ長さを変えるだけで、全体のニュアンスが変わるので、ベストを見つけるまでかなり分解を繰り返した。

 

ビニールチューブは、簡単にカットできるので、微妙な低音の量を調整するにはとても良かった。結局最後はコンマ数ミリの世界になってしまうので、金属製だと面倒かな。

 

しかし、今回のように、キモとなる部分にビニールチューブを使うと、モロにビニールチューブの音が乗る。。。

具体的には、角の取れた、よく言えば柔らかい音になる。特に低音が柔らかくなりすぎてしまう。ベースを柔らかく聴きたいスロー系のジャズなどではいけるかもしれないが、音符が混み合ってくると、混雑してしまう。

 

そこで、ビニールチューブを仕込んだ状態で、パーツの内面全体をレジンで薄くコーティングしてやった。

案の定、低音の解像度がグッと上がってとても聴きやすくなった。低音の量も不足していない。d( ̄  ̄)

 

 

これで、チューニングの進捗的には9割を超えたように思う。

あと最後に、もう一度左右バランスを整えたいのだが。。。。

これがまた、とても難しい。

 

続きは後ほど。