やっと落ち着いた。
解体と組み直しを何度も繰り返して、やっとでまぁまぁのところまで来たと思う。
これから先は、カナル先端部のチューニングで対応できると思う。
そんな訳で、8回くらい分解と再作成を繰り返したが、今週は分解しなかった。
やれやれ。(^ ^)
以下に大まかな流れを整理しておく。
①ユニットを限界まで奥に挿入。
音は物凄く鮮明。若干、高域〜低域がきつめ。
だが、悪くなかった。
ドライバを奥に配置できるのはカスタムイヤホンならではの優位性と再認識。
だが装着感が悪く、頭をを動かすと角度によっては低音が抜けた。
カナル先端部を何度か太くしたが、改善しなかったため分解。
②ユニットを少し浅く
①の状態より3ミリ程度浅くした。
装着感は改善したが、中域がきつくなりだした。音導管を曲げたため、高音のみ減衰したせいだと思う。
耳が痛くなるため分解。
③ユニットをかなり浅く
装着感はかなり良い。すっぽり収まる感じ。
だが中域のキツさは、マシにはなったものの改善には至らず。再分解。
④グミレジン使用
通常のハードレジンは組んで2、3日すると音が激変する。低域が締まり、中高域のエッヂも立ってくる。
その性質がバッチリハマるユニットもあるのだが、ti3はきつくなりすぎた。
そこで、シェルと音導管部分は通常レジンとして、ユニットに触れる部分は柔らかいレジン(グミレジン)を使い固定した。
グミレジンは、硬化すると硬めのゴムのような感触。音に大きく影響するはずと考えた。
結果、1週間経過したが中域の変なキツさもなく、また低域もボワつくこともなく良好。
ユニットによってはかなり効果的だと思う。
⑤音抜き穴
分解、再作成にあわせ、音抜き穴についても色んなパターンを試した。
音抜き穴から音をカスタムシェルに抜き、更にカスタムシェルから外部に抜く方法が最も遮音性が高く、空間表現も良好と結論した。
飛行機でも使ってみたが、騒音は許容範囲だった。
ケーブルはSONYのKAMBERケーブルが一番しっくりきている。高音域が柔らかくなり、低音の沈み込みも深い。
ti3は、なかなか大変だった。ノーマルでもカリカリにチューニングが追い込まれているので、少し外すと、魅力が無くなってしまった。
イヤホン。まだまだ奥が深いな。。
さてと。ti3はこれくらいにしておいて、次に行きます。
久しぶりにバイクに乗った。
良いですな。(^^)