自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

CL750②

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RHA CL750は、組んだっきり記事にしてなかった。よく聴いて使ってみていたのだが、凄い部分が多く、どう表現したら良いのかわからなかった。

音は、とても静か。音量を上げると当然うるさいのだが、音の粒と粒の間の空間がとても静かと感じた。

高音がカリカリしている傾向はそのままで、低音に不足もなくとても素晴らしいと感じていた。

 

更に良くなる予感があったので、チューニングに着手した。

先ずは高音を少し抑えて、qp2r で好みのバランスを実現したい。そこで音導管の太さを調節することにした。

一般的な太さは約4ミリ。

今回は3ミリとしていた。これでもなかなかのバランスなのだが、あえて、あと少し低音寄りとすることにした。

悩んだ末、2.3ミリとした。

音導管の太さは、音量バランスにめちゃくちゃ効く。ここの太さはかなり支配的に影響をあたえる。

2.3ミリは初体験の太さだが、かなり低音よりとなり好みにバシッとハマった。

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続いてはカナル先端部の加工。

リュータービットにハンドルをつけて、音を聞きながら調整した。

上方向へかなり空間が広がった。

 

全体的な出音は、低音主体。音導管を細くしたせいだと思う。だが、音がものすごく滑らか。空間も静か。

EX1000では、細かな音まで描ききろうとするのだが、CL750では、気持ちのいい音を大切に描くかんじ。ミュージシャンの意図する音はCL750に近いんだろうと思う。

空間は、現時点のチューニングではEX1000には及ばないものの、かなり広い部類に入ると思う。これはこれで充分気持ちいい。

 

また、空間が広すぎないため、左右のバランスの崩れはEX1000に比べてかなり小さい。

これならプレーヤーに頼らず、そのままでもいけるかもしれない。

(^^)

 

 

当初は、とても難しいイヤホンと感じたが、組み方次第ではとてもいい音を出してくれることがわかった。これなら、メインで使うローテーション入りだな。d( ̄  ̄)

 

 

 

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EX1000は、結局、まだチューニング中。

よくはなっているのだが、あと一歩。

凄い音になりつつある。