自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

XBA-H3⑥

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組み上げた。

先のブログの通り、ドライバの位置はだいぶ追い込めた。

また、音導管は大きく変更した。

 

ダイナミックドライバは、4ミリ→2ミリ。

中域用BAは、2ミリ→2ミリ。

高域用BAは、2ミリ→2.8ミリ。

 

これらの変更の結果、出音は大きく改善された。

チューニングは、一切行なっていない状態だが、目線より上の空間が整理されて広くなった。

低域も問題なく篭り感もない。

解像度は変わらず。まぁ、一般的なBAレベルだとおもう。DITA dreamのような鬼のような解像度も気持ちいいのだが、必ずしもそうならなくても悪くない。

フェイスプレートをつけていないこの状態で、外で使ってみた。(見栄えはかなり???なのだが。)

遮音性が若干劣るものの、問題なしと判断した。

 

もう少し、作業を進めてみたいとおもう。EX1000にどこまで迫れるかな?

d( ̄  ̄)

 

 

〜まとめ〜

低音が大好きなので、最近は16ミリクラスのイヤホンにこだわってみた。10ミリクラスとは低音の表現力が明らかに異なり、もう10ミリクラスの低音はつまらなく感じてしまう。

ただしSONYの16ミリでは、低音〜中域の質は素晴らしく満足できるものなのだが、高音の「どこまでも抜けていく感」は得られない。intimeのイヤホンの高音感に近づけたくなった。

今回はXBA-H3に手を出したわけだが、BAを積んでいるが、intimeのセラミックツイーターほどは上が伸びない。まぁ、これはこれで正解なので使い分ければ良いと思う。

 

あと、ドライバの種類より、ドライバの配置や音導管などの処理の仕方の方が出音に与える影響は断然大きい。

むやみにイヤホンを買い漁るより、筐体の作り込みにもっと労力をかけるべきなんだと思う。

(耳型をもとにユニバーサル用のイヤーピースを作るサービスがあるが、写真で見る限り、マウント位置がとても浅い。もっともっと鼓膜に近づけないといい音にならないと思う。オーダーされる方は、鼓膜に近づけるよう依頼されるといいと思う。)

 

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桜、満開だ。

花見の予定はない。

危機管理に気を使うべき時期だと思う。

日本の社会システムの弱点も散見される。今は備える時期だな。