ふと、イヤホンの作成依頼があり、ジャンク箱を眺めてた。
こんな物を発見。 final Piano Forte IX
こんなの持ってたんだって感じ。一応値段は10万円越え。確か、ジャンクで安く購入して分解しようとしたが、筐体が硬くて断念したんだったと思う。
構造は至ってシンプル。
普通に16ミリドライバを硬くて重い筐体で包み込んだ感じ。その点の設計思想は悪くないと思う。
出音は、評価できない。
そもそも、どうやって耳に装着すれば良いのか分からなかった。イヤーピースを使わずにねじ込むのだと思うが、カナル部が太くて入らない。。。
それでも手で抑えながら無理やり聴いてみると、、まぁ、全く良くない。中域がやたら目立ち、高温や低音もスカスカで、空間や解像度も「?」なレベル。
この音を聴いて、昔のfinalはたいしたことないと判断していた。
だが、今になって眺めてみると、意外にカスタムシェルに入れるとうまく使えるかもしれない。
また、中域が変に誇張されている感じも、筐体に盛大に開けまくってある音抜き穴を調整してやることで克服できそうな気がする。
ドライバの口径が16ミリある。
最近気に入っているSONYのEX1000などと口径だけなら同等。
そこが気になって、取り組むことにした。
さて、どうなるかな?
d( ̄  ̄)