自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

EA-HF1 カスタム④

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チューニングに着手した。

先週組み上げてから1週間の音質変化は、いつものカスタムイヤホンと同じ。

レジンの硬化に伴って、じわじわと低音が締まっていく。

今回は少し締まりすぎた。もう少し低音が欲しい。

また、筐体全体のデザインも見直したい。ドライバユニットの約半分がレジンに埋もれているが、もっと見えるようにする方がカッコいいはず。

 

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リューターやらカッター等でごりごりとけずりまくり、ノーマルの筐体の多くを露呈させた。今回はシェルの作り方を変えたので、冒険のつもりで初めての手法を使いまくった。良い経験になったな。

音も変わるだろうと予想していたが、とてもいい感じに低音域の量感が増した。

見た目、音質共に満足だ。d( ̄  ̄)

DITA dream 程の感動はないものの、ボーカルやベースは近く、差がかんじられる。現時点では、ローテーションさせても大丈夫だと思う。

あ。高音も上に上がってきて、上方向の空間が広がってきた。

 

 

低域の質感は、ちょっとしたことで大きく変化する。最近調整に使う方法は下記の3つ。

 

①カナルの太さ。

耳道に密着すれば良いと言うのではない。低音の力感を変えるために軽く密着させるか、キツく密着させるかで調整する。

当然、キツメに密着させる方が低音が沈むが、やり過ぎると耳が痛くなる。

 

②ドライバ背面の音抜き穴

大きくすると低音も増えるが、中域も引っ張られて増える。美味しい大きさの幅は意外に狭い。最近は味付け程度に触るくらいにやってきた。

 

③レジンの量(制振)

これが結構効く。レジンが少なめの方が低音の沈み込みは増える。但し少な過ぎると、変な響きが出てしまう。

 

まぁ、そんなEA-HF1 。俗に言うアシダホンをカスタム化したわけだが、かなりいい線まで行ったと思う。ノーマルとは鳴り方は変わったが、改造や調整に耐えられる、ベースの素材としてはかなり優秀な機種だと思う。

 

低音の力量と、かなりクセになる中域の響き。

素材としてはかなりお勧めかな。

( ̄^ ̄)

 

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忙しすぎて身体がバキバキ。

やっとですこし散歩できた。

まだ、あついよねー。