自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

IE800 第2章①

やっとで休みが取れた。3週間ぶり?

日曜だけの休みだったけど、気持ちはずいぶん違う。まぁ、ブラックやな。d( ̄  ̄)

 

最近は専らアシダホンばかり使っている。不満はないのだが、少し飽きてくる。そこで色々なイヤホンを聞き直してみた。

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IE800カスタム。

カスタムイヤホンを作り出した初期に作ったもののうち、最もよくできた作品だと思う。

今考えると、かなり適当に組んだものだが、出音はなかなか。各帯域バランスよく、解像度も高い。空間も広くジャズ的には問題ない感じ。ただ、それぞれの音が若干遠く、迫力という面では一歩譲る。

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この時代は、シェルの中に大量に錘を入れるのがマイブームだった。今考えると、めちゃくちゃたくさん入っている。まぁ、たくさん入れた方が格好いいとも言える。

また、シェルは「手磨き」で仕上げていた。リューターに色んな先端を取り付けて、何時間もかけて磨き込んだ。まぁ、質感としてはコーティングよりも良いと感じる。

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フェイスプレートを外したところ。

ゼンハイザーのロゴが懐かしい。

ノーマルの筐体があまりレジンに埋もれていない事から、錘を入れまくったのに低音が変にならなかったようだ。

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簡単に分解できた。

IE800の筐体は仕上げが美しい。また、驚くほど小さい。仕上げも丁寧で、大変いい感じ。

今回はこのまま使うことにする。

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さて、新たに再カスタム化するにあたって、視点を整理する。

 

◯ノーマルの音抜き穴

音抜き穴はシェルの中に入れて、別に作る方が低音量などの調整幅が広がるが、仕上げが美しく、また造形的にも面白いので、そのまま使うことにする。

一度組んでみて、気に入らなければ再考しよう。

 

◯音の出口を最大限、鼓膜に近づける。

ドライバが鼓膜に近づくと、音が近く、鮮明になる。一般に言われるIE800の欠点を改善できると思う。

 

◯適切に制振

内部固定には柔らかいレジンを使い、制振しすぎないようにしたい。

 

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ドライバの位置決めを開始した。

この作業が肝になるので、時間をかけたい。

ノーマルのユニットが小さいので、かなり深く入れられそうだ。(^^)

 

 

さて、次の休みはいつになるのだろう。

まぁ、のんびりいきますか。