久しぶりに時間があったので、ガッツリと時間をかけて調整した。どうにかこうにか、聴けるところまで持ってかれたのだが、本当に苦労した。
高性能なdapになればなるほど、粗が目立ちやすく、スイートポイントの幅が恐ろしく狭い。ちょっとしたことでバランスが崩れてしまう。。。この数時間で打ちのめされてしまった。
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先ずは、左右のバランスが揃わない。左耳のカナルを延長してやる事でどうにか揃えることができた。
カナルを延長すると低音量が大きく変わる。私の耳の場合、突き詰めると左耳の鼓膜までの距離が右耳と少し違うようだ。
続いて、カスタムシェルの音抜き穴。
これまでの穴の大きさだけでは対応しきれなかったため、穴の大きさの調整に加え、スポンジを詰め込んで調整した。
今回、音抜き穴の調整で、低音量の変化に加え、中域が大きく変化するのを体感できた。
穴を拡大していくと低音と一緒に中域の「位置」も変わっていく。
低音をマシマシにしたくても中域とのバランスが難しかった。
最後にカナル先端部。
少し拡大してやると高音〜中域付近が変わることが多いが、今回は低音も変化した。
こうなってくると、明確な方針があっていじるというよりは、手探りになってくる。
しかも、机でいい音になっても、車の中等騒音のある箇所では気持ちの良いバランスが違っている。
一晩寝て、起きて聞いてみると、聞こえ方が違っている。。。。
イヤホンはあまり突き詰めず、ある程度の曖昧さを持ってチューニングする方が良さそうだが、バシッと焦点があった時の感覚を知ってしまうと、忘れられない。。
こまったものだ。
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久しぶりに、休日に夕焼けを見た気がする。
忙しかったからな。。