解決に向けて進んでいる感覚が強い。
そこで、また、シェルを作り直した。写真はsp1000購入後にdita dream用に作ったシェル。上の2つは音導管をかなり細くしたモノ。
下の2つは、4ミリまで拡大したモノ。
どちらも高音部のピークを抑えきれず、長時間聴けなかった。ピークを制御するためにはスポンジを沢山詰め込む必要があり、音全体がこもってしまっていた。
写真下のシリコンパイプは、外径4ミリ(右)と外径5ミリ(左)のもの。今回は5ミリで作り直した。高音のピークをどうにかしたかったのが主な狙い。
上は組み直した写真。
ドライバユニットを鼓膜から5ミリ程度「遠く」した。カスタムシェルの場合、カナルの長さは変わらないので、単純に音導管の長さが5ミリ伸びる事になる。
出音は、高音部のピークが見事にさらに高音方向へ移動した。高い部分のピークは、音導管にスポンジを入れる事で簡単に制御できる。
また、中域の窮屈な感じが無くなり、音の伸びが良くなった。
やれやれ。(*´꒳`*)
これまで、「聞きたい音」に合わせて音導管の太さを決めていた。音導管の太さは、高音のカット量を絶対的に決めてしまうので、先ずは音導管の太さで低音と高音のバランスを決めるのが良いと考えていた。
しかし、少し間違っていたかもしれない。低音と高音のバランスではなく、「ドライバが出したがっている音」に合わせて音導管の太さは決めてやらないと変なピークが発生すると思う。
当然、力の強いドライバと力の弱いドライバ、主張の強い子と主張のない子、ワガママな子と従順な子。色んな場面が想定されるが、dreamは力の強い子だったようだ。
d( ̄  ̄)
まぁ、どうにか聴ける音になってきた。
sp1000を買うときのテーマは、「好みの音ではないdapをイヤホンチューニングで好みの音にできるか?」だったわけだが、少しづつ答えに近づいていると思う。
まぁ、のんびりいかないとね。
朝の月。
いつのまにか半分になってた。
もう冬だな。