最近の課題は、「イヤホンの左右バランスをどう取るか」とういところ。
そもそも私の耳は左右で聞こえ方が違う上に、形も違うので、かなり難しい。
特にバスドラが真ん中に来ない。。。他の楽器は比較的簡単に調整できるのだが。。d( ̄  ̄)
最近はdita dreamとアシダホンを中心に進めていたが、回答に辿り負けないので、アイデアを得るため、他のイヤホンにも取り組んでみることにした。
写真はditaのanswer。大変気に入り、2台買っている。
写真下は筐体の蓋を外し、シェルの中に入れてしまったもの。かなり派手に筐体を削り倒している。3年くらい前の作品かな。
写真上は、筐体をシェルからはみ出してレイアウトしたもの。シェルからはみ出させることで、かなり鼓膜に近づけられている。また、低音を補強するため、音道管には金属部品を使用して追い込んでいる。
出音は、かなり真っ当な、一般的なハイレベルな音。
この音と比較するとdita dreamの後の特殊性がよく分かる。
目線付近に、メインとなるボーカルなどの楽器が位置し、他の楽器は程よくその周辺に散らばっていく。空間は広いが、意図してそんなに広く空間を使っていない感じ。
電車などの騒音の中で力感を持って聴くにはなかなか良いと思う。
対してdreamは、各楽器の立ち位置が、answerよりだいぶ広い。空間も広大な空間をかなり広く使っている感じ。静かな部屋で聴き込むと未だに感動を覚える。
各楽器の立ち位置が広いぶん、楽器の細かな表情もよくわかる。奏者のちょっとしたテンションの差による音の差なんかも感じ取れる。
だが電車などの騒音下では、かえって弱さが出てくる。具体的には、例えば音量を結構上げていても車内アナウンスが聞こえる。つまり、細かなニュアンスがなくなってしまう。電車を降りて静かな場所に移動すると急に細かなニュアンスが聴こえだす。
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話をanswerに戻す。
同じ製品でも、写真の2台では驚くほど音が違う。
写真下のモノはかなり高音より。目線より上の楽器の表現力が高い。
対して写真上のものは、かなり低音の力感がある。ベースが同じイヤホンでもチューニングの塩梅でものすごく音が変わる例だと思う。
今回は写真下の作品を作り直すことにした。
先ずは、音のレンジを高音も低音も広がる事を目指してシェルに入れてみたい。
内部配線に、オーグラインの単線を使っている。が、今となってはオーグラインの癖が少し気になるので、普通の銅線にするつもり。
てなわけで、組み込んだところ。グミレジンをつかったり、挿入位置を追い込んだりして、音道管を太くしながらかなり低音も出せている。再生レンジも以前の作品より広くできた。
ただし、ベードラが右に寄る。。。。
さて、ここからやな。
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新しい世界 世界の賢人16人が語る未来
(講談社現代新書)
なかなか示唆に富んだ内容だった。
インタビュー形式なのですぐ読めるが、インタビュアーが優秀なのか、とても面白い。
コロナ禍の考え方、少し変わったとおもう。
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