自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

BQEYZ SUMMER レビュー

 

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最近は、ダイナミックドライバ単発ばかり作っていたので、少し色んな構成のイヤホンを聴くことにした。

BQEYZ SUMMER

Amazonで14000程度で購入。評判が良さそうだったのと、なんだか不思議なドライバ構成に興味があった。

 

試聴はアシダホンと比較しながら行った。プレーヤーはsp1000、ケーブルはノーマル。

アシダホンは激しくカスタムしているので、比較するのは酷だが、まぁ値段差もあるので。。。

バーンインは3時間程度。

 

1発目の出音は、あまり特筆すべきところがない。私は良いとは思わなかった。まぁ、チューニング前のイヤホンはこんなものかもしれないが、とにかくレンジが狭く、解像度も低いと感じた。音のつながりに不自然なところは少ないのは良い。また、低音の量が多いのも良いが、低音の細かな音が潰れてしまっているため、迫力を感じない。空間もなんだか濁っていると感じてしまった。

根本の音自体は悪くないと思うが、制振不足やらチューニング不足が目立ち、音を煮詰められた製品だとは感じなかった。

finalやintimeの新作辺りだと、同価格帯でもっと楽しめる。かなり気を使ってチューニングされている音になっている。やはり試聴せずに買うのは、よろしくないようだ。

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ドライバ前面に音抜き穴が一つ。背面からの音抜きは2つ開いている。なぜに2つ?なんだかこの辺りから変な予感がした。

 

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そのままでは絶対使わないので、分解する。

筐体はかなり硬めのプラスチック。硬いというより、粘性が低く変形しない性質のもの。これでは変な響きが乗りそうな。。。

接着剤はかなり硬め。組み付けはかなり雑。あまり良いところが見つからない。

やはり、こういう部分も音に反映しているのだと思う。

 

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音の出口にはBAがみえる。

BAにはフィルター。

レンジの狭さを改善するためには、このフィルターを取ってみたら良いんじゃない?なんて気がする。

 

カスタムがするなら大胆に分解しないと使えないだろうな。。アシダホン買っておいたほうが良かったな。

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