■9号機現状
9号機の調子が持ち上がってこない。
音導管の処理を間違ったか、こもったように聞こえてしまう。決してこもっている訳ではないが、中域に色っぽさがない。
フェイスプレートの感じとか、中身のステンレスユニットが見える感じとか気に入ってるんだけどな。
■7号機現状
ふと、似た構成の7号機を聞き直してみた。
ソニーのMDR-EX500SLを安く手に入れ、その音が気に入ったからiem化したもの。
EX500は、なかなか評価が高い。
特に低音に特徴があり、丸いベースの音が気持ちよく響く。ベースがノリよくポンポン跳ねる。
EX500をベースにしながら、音場を広げるためにダイナミックを2発にした。eイヤホンで売れまくっているPHILIPS SHE9720を追加した。
音導管の処理はほぼ何も考えていない。2ミリのチューブを繋いだだけ。ユニットの殻割りも完全には行わず、蓋を外しただけ。
フィルターもなし。
音は、とにかくバランスがわるい。中域がすごい。でも高音も低音も出ていないわけじゃない。DPX1のイコライザをガンガン効かせてバランスをとって使う感じ。
でも、意外な程解像度が高く、音場も広い。
ベースがコリコリ跳ねる感じも健在。
気分的には次の9号機用の試作のつもりだったけど、聞いてて楽しい。
中域の味が、とてもいい。ex1000に近いかもしれない。
■比較
7号機と9号機。似た構成の両機の差は何に由来するか?
→ウーハー担当ユニットの質
ex500の性能が良すぎたのか?口径がデカイ割りに、低音が締まっている。
→ミドル担当ユニットの質
SHE9720は中域に面白みがあったとおもう。それが原因か?
→音導管
9号機では、シリコンパイプを使いすぎた。制振が不十分になってるかも。。
■結論
てな訳で、まだ混沌と混乱の最中です。
9号機を組んで一週間くらいか。
まだ様子を見る必要があるんだけど、、時間があったら、割ってしまいそう。。。(T . T)