コメントを頂いたので、私の認識を書いてみます。
何号機だったか、昨年のゴールデンウイークにこの子をつくった。
初めて、TWFKをつかってハイブリッドにした。4ドラだったので筐体の中にはスペースが沢山残ってた。そのスペースを使って、高音のピニールパイプを思いっきり長くしてみた。
今見てみると、アンジーと同じ位の長さになってる。当時は、音場が広くなるんじゃないかと思っていた。
結果。。。
コレしか作ってないときは比べる対象が無かったので効果がわからず。。。でも、抵抗はグレーですんでるな。短いとグリーン位の抵抗が必要だったのかも??
その後、12号機を作成する時にドライバ構成を試す時にこんなのをつくった。
少し長さを試してみたが、高域と中域ではパイプが長いと音がマイルドになる事までは確認できた。
つまり、パイプを短く配置すると音が近くに来るように感じた。
でもそれは、3センチとか5センチ位の長さがある場合で、筐体の中に入れてしまった場合、全てが近くなった。
実験段階の長いパイプでは、中域が目立たなかったが、短いパイプの実機では中域のキツさに悩まされた。
低域ドライバでは、とにかく細く長くしている。UE900なんかでもものすごく細くしてある。
低域ドライバでは、中高域をできるだけカットしたい。
→まとめ
音導管の長さでは 下記2点を意識すると楽しいと思う。
①パイプ系による中高域減衰の調整
細くて長いと、高域が減る。うまく使えればチューニングになる。逆に太く短くするのには限界がある。
②鼓膜からの距離の調整
ドライバの位置には絶妙なオイシイトコロがあると思う。
2号機。ワンドラ。
カナル先端にBAを配置した。
レジンで固める前に、粘土で位置決めをしたが、ほんの1ミリ動かすだけで、音の聞こえ方が変わった。
鼓膜から近すぎても遠すぎても面白く無かった。多ドラだと、調整部分が多くて難しすぎるチューニングメニューだけどね。
(@ ̄ρ ̄@)
音導管も、まだまだ研究不足な部分だと思う。
丁寧な作りのIEMを見ると、驚く仕掛けがしてある事もある。
でも、微調整に使うくらいで、決定的な影響も無いような気もしている。
ご回答になりましたでしょうか?
(・ω・)ノ