自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

ダイナミック機 始動

ダイナミックドライバの必要数は揃った。

8発もある5.5ミリのスピーカーからどうやって音をもれなく拾うかが課題だった。

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ここ数日、ワッシャー、スペンサー、ビニールパイプ直付け、いろいろ悩んでいた。

うまく中域〜高音だけとり出せると良いのだが。。なかなか難しい。

今回は片耳に6発以上入れたいから、スペースを取らないことが最優先となる。

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悩んだ挙句こうなった。

内径3ミリの「カシメ」を接着した。

これでパイプを簡単にはめ込める。

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早速、5.5ミリ4発で音出し。音導管の長さや太さは取り敢えず無視。

 

視聴してみると、意外な程、低音が出ている。

高音も聞き取れる。中域付近に強烈な山ができることが怖かったが、大丈夫だった。

 

音場は広い。ボーカルが少し奥に聞こえる。これはマイナス。11号機でも若干似た傾向があった事を思い出した。

だが、少しイコライザで高音を上げてやると近くに聞こえ出した。高音不足なのかな?

 

解像度は低くない。流石に4発もあれば気持ちいい程度の解像度は出てくる。ただし、12号機には遠く及ばない。細かい音が固まって聞こえている。が、それはそれで良いのかもしれない。12号機と同じ路線に行く必要はない。

 

とにかく、これはこれで楽しいと感じることが出来た。要は曲の雰囲気を表現できたら良い。

紙のコーンの大きなバックロードスピーカーで聞くような落ち着き感。そういう音の方向性もあるはず。ダイナミック機ではそういう部分を追求してみたい。(多ドラにする必要が無いのかもしれないけど。。。)

 

次の段階としては、低音域のドライバの追加、高音域の強化をかんがえている。

意外に、ドライバを減らす選択肢もあるのかも知れない。(@ ̄ρ ̄@)

 

 

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いつもの駅。すっかり春の空気だった。

もうすぐこのホームが桜に染まるはず。

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