自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

好みの音。多ドラ化

私なりの音質評価指標をまとめてみようと思う。

◯高音
まず、音量。その次に、ハイハットが明瞭に聞こえるか。シンバルの残響音が響くか。
特に高音は上の方で聞こえる気がする。

あまり高音は沢山無くてもいい。キンキンするとしんどくなる。


◯中域
音量。特に自作イヤホンでは、中域の音量がとてもポイント。
そして、色気。ピアノとかの音が素敵に聞こえるか。

タドラ化して解像度が上がるとピアノのかすれ具合が素敵になる。

◯低域
音量。締まり具合。
低音はベースライン付近と、その下の迫力を出す部分とに分けて感じている。
ベースラインより下は多すぎるとボアつく。

音源には入っている音を誇張し過ぎるくらいが好きかもしれない。

◯音場
広いか狭いか。
広さは横方向、奥行き、上下方向があるとおもう。優れたイヤホンは、まんべんなく広い。

広い方が気持ちいいと感じる。

◯分離
各楽器が、音の他の音に紛れないこと。
音場の広さに関係すると思う。

当然、綺麗に分離してほしい。

◯解像度
彫りの深さ。各音の元気良さ。粒立ち。
彫りが深くなると音場を狭くするかもしれない。

パーカッションの音など、残響の少ない音が、完全に「粒」になると嬉しくなる。

◯スピード感
解像度に比例するかな?
まだ、ぼんやりとしか認識できていない。

速い曲でもゆっくりと感じるイヤホン。逆にゆっくりな曲を早く感じるイヤホンがあると思う。

 


→こんな感じの感覚でイヤホン作りしている。

続いて多ドラ化について。

 昔の組み立てラボさんのブログを見ていると、「6ドラ以上では、生産メーカーの違いによるキャラの差が小さくなる」といった内容のコメントがあった。
まだまだ経験も知識も少ないが、私も同じように感じている。ドライバを沢山突っ込むと意外にいい音が出しやすい。BAを沢山積んだ12号機を組んだ際、JHオーディオとの差が少ないことに驚いた。

多ドラ化すると、ドライバ一個あたりの仕事量が減ると考えると、ドライバに余裕が生まれ、解像度が上がる。逆に言うと、ドライバーの不調や選択ミスがあっても、全体の出音に与える影響は小さい。
趣味で自作するなら、是非、多めの多ドラが理想の音に近づきやすいと思う。

今までで、2発程度の多ドラは甘く見ていた。結局、安っぽい音だなと感じていた。でもCOA803で結構認識がかわった。また、DITAanswerとか1発でもとても良いものがある事がわかった。

いろいろ視聴してみよう。(@ ̄ρ ̄@)

 

 

 

→今ほしい音について。

理想は、DITAのanswer。

広い音場に高い解像度。深〜く沈み込む低音。

多ドラBA機が「精密な音」と言えるとするなら、answerは「豊かな音」と言えるかもしれない。

ダイナミックドライバを6発以上の多ドラ化すると、DITAより解像度は高くできると思う。音場の広さも超えられると思う。あとは、バランス。ここが1番難しいけど、実験を重ねて、近づけたいな。いや。追い越したいなー。

( ´ ▽ ` )ノ

 

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気がつけば紫陽花の季節。

腹痛は、「帯状疱疹」だった。1週間の療養ちゅう。(T . T)

イヤホンもいいけど、自然にも目を向ける期間としたいな。あ、勉強もしないとな。