先日の中華イヤホン
SoundPEATS B30が、やっぱりいい。
でも、低音の締まりが若干悪い。
カスタム化してやれば改善させられると思う。
新しいシェルを試してみたいしね。
早速、殻割り。接着剤でとまっているだけ。手でこじると外れる。ドライバーより前面のプラスチック部品はそのまま使用する。
だが、より深く入れるために、先端はカットする。
更に先端を切り詰めて、シリコンチューブを接続。シリコンチューブにしたのは後で引き抜くため。柔らかくてよく伸びるからきっとすぐ抜ける。
材料一式。
内部配線はオーグラインとした。
真鍮の金物は、重量を稼ぐため。スピーカーの筐体が重くなると音が締まる。また低音の特性も向上すると考えた。
ギッシリ詰め込んだ。細かい隙間には、ベアリングボールを追加してやった。
案の定、めちゃ重い。こんなに重いイヤホンは見たことない。
アコースチューンの新作イヤホンも重かったが、あれより更に重くできた。
さて、音はどうなっているかな?
とりあえず組み込んでみた。磨きは一切無し。茶色と緑の組み合わせを、ぜひやってみたかったが、意外にシェルが濃く見える。BAドライバなど、銀色の内部ならまた違ったんだろうが、真鍮の色がだいぶ影響しているようだ。
次回はもう少し薄くしてみよう。
内部のベアリングがエグいな。
(@ ̄ρ ̄@)
音出し。
予想以上に素晴らしい音がする。SONYEX1000に勝っているかも知れない。
高音〜中域のキャラは、基本的に変わらない。ケーブルを変えてバランス接続としたので、解像度や空間はかなり向上している。
しかし、特筆すべきは低音。( ´ ▽ ` )ノ
とても締まって筋肉質。しかも量も増えている。
9ミリのドライバでこの低音はかなり驚き。
アコースチューンの低音に近い気がする。
重量が良い影響を与えているとすると、多ドラ機を作る時も考えないといけないと思う。
これは、かなり楽しいイヤホンになってしまった。ワンドラゆえの音のつながりの自然さも感じられる。
多ドラ機のような「透明感」は少ないが、これはこれでかなりアリだと思う。
(=^x^=)(=^x^=)
多ドラ機をさしおいて、しばらくはコレを使ってしまいそうだ。
しばらくは内部のレジンの硬化で、音が変わっていくはず。楽しみだな。
少し涼しくなったが、まだ夏の気配がたくさん残っている。
(=^x^=)