ドライバの位置と角度にはめちゃくちゃこだわりたかった。
そのためにはカナル部分をすこし短くする必要があったが、煌の筐体はステンレス製。ちょっとやそっとでは切れない。リューターに砥石を付けて切断した。結構時間がかかったが、まぁまぁ上手に切れた。
音導管には、アコースティックホーンを使った。高音を強調したいのと、曲がりがきつい部分を細い音導管とする事で、パイプに変な力がかかるのを避けたかった。
地味な写真だが、ドライバをこの配置に持って行けたのが今回のミソ。できるだけ鼓膜に近づけるのと、鼓膜に対して平行に近づけたかった。
シェルの内側をリューターで盛大に削った。シェルは部分的に0.1ミリ程度しかないと思う。指で抑えるとぺこぺこする感じ。
後で、レジンで満たすので強度的には問題ないはず。( ̄▽ ̄)
組み上げた。ブラックのシェルも悪くない感じ。
出音は、組み直す前とは、全然別物になった。空間が広くて、解像度が高い。音の輪郭もパリッとしている。低音もしっかり沈み込む。
これはかなり良いな。IE800をこえられたかもしれない。
明日からしばらく、じっくり聴き込んでみよう。( ̄▽ ̄)
今回の教訓としては、はやりドライバの位置と角度。音導管の太さで音がガラッと変わる事を意識して、左右のバランスに気をつける事!
忘れないようにしよう。
夕方晴れた。
冬枯れの木々も悪くない。視界が広くなってすがすがしい。