今週はずっと博多出張だった。
いつものようには音楽を聴く時間は無かったが、行き帰りの新幹線ではのんびり聴くことができた。
煌カスタムの音が安定してきた。
まだ、変わっていくと思うが、初期の安定期には入ったかな?
先ずは、高音域が繊細で本当に細かな音までよく聞こえる。BA10発機では高音用のドライバを4発とか突っ込んで方が、それよりも良いかもしれない。BA機よりも確実に上まで出ていると思う。
例えばハイハットをハーフオープンにして叩いた時の、「ちぃーーーー」という音。微妙に金属の塊が振動している様子が想像できる。
intimeのソラも同じツイーターを積んでいたが、煌では2台積んである。その影響が大きいかな。とにかく、この高音域は他にはないと思う。
そして、高音が繊細にきっちり鳴るとどうなるかというと、低音が聞きやすくなる。( ̄▽ ̄)
よく、ツイーターを追加すると低音もよくなると言われるか、それに似た感触がある。
私の場合は、バスドラあたりの残響音を聞き取れるようになるようだ。
サウンドステージは「普通に広い。」と言うと陳腐だが、最近はIE800カスタムなど、空間の広い機種ばかり聴いているから、麻痺してしまったようだ。
言い方を変えると、IE800並みに広い。
解像度は、こちらも全く問題なく高い。解像度についても、サウンドステージと同様に聞き慣れてきたと思う。もう、BA10発を聴いても驚かないと言うか、BA10発クラスの解像度は煌カスタムでも普通に出ていると感じる。これ以上の解像度は必要なのだろうか?それより大切な事があるような気がする。
低音。
必要十分に出ている。かなりの低音マニアの私でも、不足は感じない。
但し、新幹線の中では、低音を持ち上げる方が楽しい。
音の明瞭さ。
解像度ともちょっと違う。ボーカルが前に出てくる感じに近く、無音時の静寂性にも近い。
音が明瞭だと、元気よく聞こえる。
煌カスタムの場合、この明瞭さがとても高い。騒音の中でも明瞭なぶん、楽しく聞ける。中域が元気なのかもしれない。そこが気持ちよく感じる。
リスニングの楽しさ。
最近、音を評する言葉を難しく感じる。上述した事くらいしか思いつかなくなってきた。
一番大切なのは、聴いてて楽しい事。その意味では、煌カスタムはかなり気持ちよく聞ける。IE800とはすこし違ったキャラで、元気の良さからとても夢中にさせられる。当分煌カスタムばかり聴いているとおもう。それくらい楽しい。( ̄▽ ̄)
さてと、これを超えるものを作るのは、また、なかなか難しいと思うぞ。
いよいよ、ダイナミックの多ドラか?!
d( ̄  ̄)