今年になってから作ったダイナミック多ドラ機。
作った当初は低音が若干ボワついて失敗したと思っていたが、1ヶ月くらいたってふと聞き直してみた。
見事に低音のボア付きが消えていた。
(>_<)
5ミリダイナミックドライバのキャラがよく出ていると思う。解像度が高く、反応性が良い。だが、決して薄くない。
その音に10ミリダイナミックドライバの低音がうまく乗っかって来てくれる。ネットワークなど一切なしだが、今の段階ではかなりいいと思う。answerカスタムなどには、それでもまだ音の厚みや透明感で及ばないが、いい感じではある。
但し、注意して聞くと、高音が若干ザラつく。
サラサラとはしていない。これが悪いことかは分からないが、IE800などと比べると洗練さで劣る。
少し鳴らし込んでみようかな?!
フェイスプレートを外してチューニングしようと思っていたが、当面保留ですな。
ダイナミック一発機2つ。
ダイナミック多ドラ機が、レジンの硬化に伴って音が締まら、少し減るのに対し、一発機は低音が増えると感じる変化がある。
左がサウンドピースB30
右がKZのATR
カスタム化は同じような手法で作ったが、見事にものすごく音が違う。
ATRはいい音なのだが、中域にとても特徴がある。若干特定の音が響く感じ。これはこれで悪くないのだが独特の味だと思う。
対してB30は、半年くらい前に組んだが、いまだに音が変わっていっている。全体にとてもいい音で変な癖を感じない。だが、柔らかいというか、とても落ち着いた響きを持っていると思う。ATRよりも洗練されているかな。
当初は緩めな低音が程よく出ていたが、その後、暴れるほど出ていた。現在は暴れがなくなり締まってきた。とても良いバランスだ。
両機とも、もうしばらく様子見。
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intimeの2つ。
B30や、ダイナミック多ドラ機を聞いた後に聞くと、音の豊かさに驚く。次元が違う鳴り方をする。
手前の青い方が、intime 渡部さんのドライバ機。すこし聞こえない領域の高音が強く、耳が痛かったが、グミレジンをほんの僅かの量、VSTの金属部分に着けてみたら、全く良い感じに豹変した。answerやIE800とは音の方向性が全く違う。空間は広いが、太めの音が手前にどんどん出てくる感じ。
これはこれで、ずっと聴いていたくなる。
奥の少し緑ががった方が、煌カスタム。
渡部さんドライバと音の傾向は似ているが、低音の出方が違う。空間的な広がりも少し少ないかな。この差は、僅かなのでどちらを使ってもいいなと思う。だが、チューニングで遊ぶと全く違う音色になると思うので、違う方向性に振ってみたい。
今日のチューニングは、intimeカスタムをすこしいじった程度に収まったが、まだまだ他のイヤホンでも遊べそうだ。
だが、音の気持ちよさには差がついてきた。当面は、intimeカスタムと、answerカスタムを使い分ける事になりそうだ。
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