自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

eA-R 800 感想など

IE800カスタムは、ものすごく気に入っている。ケーブルが決まってから特に、低音域の沈み込みが気持ちいい。空間も凄く広い。

 

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イーイヤホンから、IE800用のイヤーピースが発売された。

めちゃくちゃ興味深いので、しっかりみてみた。

 

①カナル部分、音導管の太さ。

私のカスタムとほぼ同サイズ。なるほどね、一般のユニバーサルイヤホンより太くしてきました。高音域が減衰せず、若干空間も広くなっているはず。

 

②ユニットの固定位置

明らかに浅い。私のものより5ミリ程度も浅いと思う。ここはどうなんだろう。。

中域の元気さがかなり減ってしまうような気もするが。。

ただし、いろんな耳の形の一般の人も対象に製品化するなら、この深度が無難なのかもしれない。

 

③カナルの長さ

2パターン製品化されている。

私の場合、もう少し深い。

遮音性と低音域の量にも関係すると思う。せっかくカスタム化するなら、深い方がいいと思うのだが。。もう少し深くしても、このくらいの音導管の太さなら高音も減らない。

 

④ユニットの固定角度

鼓膜に対して、真っ直ぐにしてある。私はカスタムシェルに蓋を付けなければいけなかったので、角度はもっとついている。

この角度が、最も大きな音質差になっているような気がする。曲げると高音域が減衰する筈だから、eA-R 800の方が私のものより、新鮮な音がしているのかもしれない。

 

以上。私のカスタムと同様の思想で設計されている部分が見れて、なんだか嬉しかった。

 

まぁ、イヤーピースからもう少し進めてカスタム化まですると、背圧のコントロールと、錘による制振、リケーブルが可能となるので、もっと楽しいとは思うが。。d( ̄  ̄)