自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

dita dreamカスタム v2

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なんて事のない写真だが、ここまで持ってくるのに結構苦労した。

主な変更点は、以下となる。

 

◯ドライバの位置

筐体を切ったおかげで、自由度の高い配置ができたと思う。前作でもボーカルの立ち位置など、音の鮮明さは申し分なかったのて、ドライバの深さはあまり変えていない。角度をすこし変えた。

 

◯音導管

外径4ミリ→3ミリとした。前作の解体前にいろいろ実感した結果、3ミリ程度のバランスがdpx 1 ではベストと感じた。

アンプに力のあるものが入手できて、低音が増やせるなら、違ったチューニングにすべきと思う。

 

◯オモリの量、配置

金属製のベアリングの数を6個→4個とした。また、ベアリングの配置位置をドライバ全面、音導管付近に2個、mmcxコネクター付近に2個とした。前作では重いと感じたことはなかったが、低音を少し緩くしても良いと考えた。

ベアリングを2個減らしただけだが、重量バランスが改善されたのか、持った時の重さは随分軽くなった。

 

◯シェル内の空間

今回のシェルは高さを目一杯、低くした。

装着したときに耳から飛び出す量を最小限としたかった。

だが、シェル内の空間も前作より広く取ってみた。前述の通りベアリングの配置を変えたので、ベアリング4個分程度広くなっていると思う。

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今回は、表面コーティングは行わない。やはり手間がかかるが、磨きの方が意図した形を作りやすく、フィット感もいい。

金ヤスリ→リューターヤスリ→リューター磨き→手磨きをやるつもり。

 

現状での出音は、前作とあまり変わらないが、低音が気持ちよく響き出したのと、左右のバランスが改善された。

まぁ、少しの差だが、とても好ましい。

( ̄^ ̄)ゞ

やれやれ。dreamカスタム は、ひとだんらくかな。

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昼間は真夏のように暑かった。