自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

RHA S500 カスタム②

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今回は、内部配線を白黒線でよって太くしてみた。

音的には変化はないと思うが、一本だと作業中に切ることがあるので、補強対策。

見た目も少しだけ良いかもしれない。

 

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カナル先端、限界付近まで近づいてドライバを設置した。

更に、いろいろ実験の意味で細いビニールパイプをカナル先端から、背面に抜けるように入れてやった。当面はつかわないが、ドライバを追加したくなった時などに使えるかもしれない。

 

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とりあえず、フェイスプレートも作った。

今まで使ったことのないデザインにしたかったのだが、、、微妙かもしれない。

まぁ、何度も分解するだろうから、嫌になったら作り変えよう。

 

さて、問題の出音だが。

通電してすぐ、左右のバランスがおかしかった。左耳だけ低音が少ない。

色々原因をさぐってもハッキリしなかった。ひょっとして、ドライバ背面穴にゴミが付いていたのかもしれない。。。

ハッキリと問題を認識できないまま、4時間程度のバーンイン後、なぜか回復してた。

二週連続で失敗かと思ったが、やれやれ。

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今回は、バーンインですごく音がかわった。通電の直後は高音がない寝ぼけた音だったが、しばらくしたら今度は低音がなくなったと思ったら、最終的には低音が盛大に出てきた。。

ひょっとしたらドライバを鼓膜に近づけると位置関係やチューニングがシビアになるのかもしれない。。

まぁ、逆に言うとチューニングの差が感じやすく面白いとも言えるけどね。難しいのは時間を食うな。。。d( ̄  ̄)

 

 

全体的な音の印象は、

小型ドライバらしく、解像度の高い音が出ている。そこが1番の特徴。解像度が高いというか、スピード感のあるというか。込み入った曲を聴いても安心感がある。

低音も普通に聴くなら不足ない。極低域は少ないが、それよりも締まったスピード感のある低音が気持ちいい。ちょっと腰高だが、ちゃんと低音に包まれるような迫力もある。

当初、低音の不足を予想していたので、ドライバ追加用のパイプを入れているが、ドライバは足さなくても良さそうだ。

空間や空気感は、狭いとは思わないが広大とも思わない。空間云々より、反応性の良い音を楽しむ感じ。

 

ところで、先日ノーブルオーディオのEDC Bellを聞いた。

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小型ドライバだが、低音がとても豊かに出ていた。と言っても締まりの良い低音ではなく、少し緩いが綺麗な低音。

専用のドライバを開発したらしい。振動板の前後の動きを自由にして、低音を稼いだようだ。

 

このノーブルとどんな違いが出るか関心があった。大きな違いは低音の質。締まるか緩やかにまとまるか。どちらもとても面白いと思う。RHAカスタムは、締まるタイプだな。

 

 

さて、RHAカスタムだが、現状でもそこそこ楽しめる音だが、焦らずにゆっくりチューニングしてから使い出そうと思う。

というのも、dreamカスタム と比較すると、中域付近の透明感にすごい差があった。

 

透明感や、クリアな感じって、高級イヤホンを聴くと必ず感じられる。

どうすれば演出できるんだろ?その辺りを探れればいいな。

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