色々年始の行事が終わったので、さっそくカスタム化に取りかかる。
先ずは筐体内部を磨き込んでみた。写真左側がノーマル。右側が磨き中。
音の触れる部分のバリを取って滑らかになるように磨いた。鏡面仕上げまではできなかったが、かなりスムーズになった。
今回は、ドライバ背面から音を聴くという、かなり特殊な筐体なので、できるだけそのまま使う。
せっかくなので、筐体の外側にも磨きをかけた。写真左側がノーマルで、右側が磨き中。完全鏡面仕上げを目指してみた。「鏡面仕上げにすると、表面の硬度が上がる」と、昔何かで聞いたことがあるが、まぁ、磨きを入れるとジュエリー的に輝いて気分がよい。
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カナル部分は、カットして使用した。ねじ込み式なので、使い勝手が良い。
写真にはないが、音が入る側のは少し拡大して、音がスムーズに入るようにした。
こういう細かな部分の作り込みが、音を改善してくれると良いのだが。。
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特別なことは何もなく、シェルに入れ込んだ。
鏡面仕上げにしたが、大半は隠れてしまう。まっ。自己満足って事で。
フェイスプレートを付けて、使えるようにした。今回は錘の追加はなし。
磨き込んだステンレスの筐体がキラキラして、なかなかかっこいいと思う。
さて、出音。バーンインは3時間程度。
なんとも不思議な音がする。とても不思議。
まるでスピーカーの背面の音を聴いているようなエッジの丸さと、空間の広さがある。一方、解像度は高くないのだが不足もしない。高音も不足しない。
極高音は出ていないが、高音はパリッとしている。中域は決してこもらない。前後方向に広がる感じ。低域の締まりは強くないが、山がしっかりわかるので不快感はない。
このエッジの丸さを許せるなら、前後の空間が広く大変面白いと思う。
とても面白く、楽しく聴けるのだが、布団の中で小型スピーカーを聞くような、筐体のどこかにフェルトを仕込んでいるような。。そんな感覚がある機種。
「柔らかい音」を探ろうとしている今の私には、大変示唆に富む内容だった。
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さてと。今日から岡山だ。
西日本豪雨災害の対応業務。
正月、現場は大丈夫だったかな?とても心配だ。