〜今回の記事は、約一年前に書いて下書きに入れっぱなしになっていたものです。〜
ダイナミックドライバ、BAドライバ。やはりイヤホンの音を決めるのは、先ずはドライバの力。ちゃんと作られたドライバはやはりとても良い音がする。
但し、dita dream の音が初めはキツすぎて楽しくなかったように、合わせる筐体デザインによって音はものっすごく変わる。
ドライバを作るのは、ほぼ不可能。素人自作なら筐体に力を入れるしかない。とは言っても、せっかく作るのだから良いドライバで組みたい。
タイミングよくジャンク品に出会えると、格安でナイスなドライバが手に入る。だが、なかなかそうもいかない。
てな訳で、、材料として優れたイヤホンを整理してみたい。_φ( ̄ー ̄ )
①jvc小型ドライバイヤホン
HA-FD7シリーズ。発売も終わったものを含めると結構色々ある。中古価格がめちゃ安い。
500円以下で買えることも多く、なかなか魅力的。私は20個くらい買った。
出音は意外に低音が強い。低音を少なくしないと多ドラには使いにくいかもしれない。
分解難易度はすこし高い。でも小型のニッパーがあればどうにかなる。
ドライバユニットの背面には中心に音抜きの穴がある。フィルターを外すと中域が増えたような。。
小型ドライバはカスタムイヤホンを作るときに自由度が高い。オススメかな。
②muixのIX1000
イーイヤホンのランキングではいまだに出てくるモノ。
10ミリドライバを使いたいのならなかなかに使いやすい。分解がとても簡単。
5個くらいは買ったかな。中古価格は千円ちょい超え。
出音は低音が多いが、特に締まっているわけではない。ドライバユニットがプラスチック製で、制振してやると音が締まり出す。
ドライバ背面には、音抜き穴が二箇所。フィルターを外すと、結構低音が出だす。
私は低音用に使った。
③UE900
BA4発機。誰もが知る有名機。
いっとき、ジャンク品が多く使いやすかった。メチャクチャ売れてるので、また中古は増えると思う。
分解難易度は中かな。根気よく接着剤を剥がすと綺麗にドライバを取り出せる。
中のドライバが使いやすい。BA多ドラを作りたいならオススメだと思う。
ノーマルでは、意外にそんなに説得力のある音ではない。わたしは、薄味だと感じた。
④KZのATR
ドライバが小型で使いやすい。
但し、筐体からドライバを取り出す難易度はウルトラ高い。私は3つは買ったが、1つは壊してしまった。
出音は、高音がきつく感じると思う。だが、カスタム化するなら使いやすいと思う。
新品価格もかなり安い。千円程度。
うまく分解できればかなり良い。
ドライバ背面には、中央に音抜き穴。フィルターは外したことない。
〜まとめ〜
ジャンク品を買ってきて何個かバラすと、ばらし方に法則がある事に気づくと思う。その法則に気付ければ、バラすのが怖くなくなる。
他にも材料として良いイヤホンはたくさんあると思うが、私が経験したモノはこんな感じかな。d( ̄  ̄)
ご参考になれば。。