数年前に組んでいた。DITAのANSER。
改めて聞き直したら、ものすごくqp2r に合う。BA機を蹴散らすほどの解像度、広い空間は当然として、中域の太さがとても心地よい。全体としては元気な印象だが、小編成のジャズなどにもとてもよく合う。
だが、当時の私の技術では詰めが甘いところが沢山あって、どうも納得できない。
配線は緑化したものをそのまま使ってるし、筐体の色がゴールドのまま。何より、ドライバの位置をもう少し寄せれるはず。
そこで組みなおすことにした。
いつものように分解。
うまく取り出せたと思う。
次に筐体に磨きをかける。写真下は磨き後。
アルミだと思っていたが、アルミより硬い印象。ステンでも無い。なんだろ???
また、筐体の角を落とし、シェルに収まりやすくした。カナル部は前回組んだ時に短くカットしている。これは、大正解だと思う。
カナル部が長いと、ドライバ位置を追い込めない。
シェルは前回に引き続き、インディゴブルー。
筐体を磨き込むのに結構時間がかかってしまった。当然、リューターを使っているが、傷がなかなか消せなかった。
位置ぎめ。このドライバは、結構低音が多めなので音導管は太めのものを使う。ドライバの位置ぎめには結構時間を使った。左右の角度を揃えて、位置を前作より数ミリ鼓膜に寄せる事ができたと思う。
今回から、内部配線を変更した。オーグラインプラスαの単線。
数センチ程度の配線では、音の変化は感じられないとは思うが、逆に数センチだとコスト的にはたいしたことないので、まぁ、こだわりの1つとして。d( ̄  ̄)
しかし、この単線というものは結構扱いづらい。曲げる角度がきつくなると簡単に折れてしまう。何度かポキッとやってしまった。
最近の私の作品では使いまくっているフェスプレートをつけてとりあえず、完成。
まだ、細部が荒いが時間をかけて詰めていこう。
かなーり、いい感じ。
やはり、DITA ANSERは絶対名機だとおもう。d( ̄  ̄)