自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

初Campfire Audio 「Vega」

Vegaである。私にとっては初めてのCamp fire。いつかは手に入れようと思っていた機種。大好きな音がしていたと記憶している。

 

f:id:domingo55:20190430200501j:image

と言っても、毎度のジャンク。

これなら絶対、音が出せると思って買った。多分、mmcxコネクタ辺りが壊れてるだけと。。。。。

f:id:domingo55:20190430200631j:image

上蓋の取外し。

写真では取外してしまっているが、ここが、超難関だった。カッターでこじろうが、ニッパーで切り刻もうが。何をしても外れない。

かなり手こずった。最終的には、ニッパを壊しながら取り外すことができた。

外れなかった原因は、加工精度の高さと、硬い接着剤が使われていたため。ステンレスの筐体をここまで仕上げているメーカーは見た事がない。この時点でこのメーカーの凄さを感じた。

 

しかも、上蓋を外して目を疑った。

「何もない」(°_°)

普通はドライバが見えるはずなのに、二重構造になっていて、ドライバにアクセスできない。

ドライバ背面の空間を余計なものとして排除したようだ。

設計思想がすごいな。。。

 

f:id:domingo55:20190430211529j:image

この段階で音出し。

だが、、、、無音だった。(T-T)

まじかー。こりゃ、重症だ。ドライバが壊れてるかもと、この段階で初めて思った。

 

f:id:domingo55:20190430212301j:image

次に、悩んだ末に、先端部の黒いプラ部品を外すことにした。

だが、前回解体したドングリの例があるように、ここを分解するのはかなりリスキーである。

ドライバを壊す可能性が高い。

カッターでこじったものの、ここもかなり硬い。時間をかけて少しずつ。すこーしづつ取外した。

写真は無事に取り外せた状態。

今回はドライバを破損させずに済んだ。

f:id:domingo55:20190430212535j:image

次にいよいよドライバを外す。

幸い、ここの接着剤は通常の硬さだった。ゆっくり取外したところ。筐体の加工精度がものすごく高い事が、写真からもわかると思う。

流石に超高級イヤホン!以前、同じアメリカ産のJH audioをばらした時は、作りが甘い部分が多々見られたが、Camp fireは素晴らしかった。こういうところで音に差が生まれるんだろう。Camp fire、好きになってしまった。

f:id:domingo55:20190430212940j:image

綺麗に全体を解体できた。

だが、音は鳴らなかった。

ドライバの内部がトラブっているのだろう。こうなると手がつけられない。。。(T-T)

 

しかし、このドライバ、よく見ると抵抗が入っていたり、前面の穴が極小だったりとこだわりがたくさん感じられる。

またいつか、ちゃんと聞いてみたいものだ。

 

f:id:domingo55:20190430213258j:image

山に出かけた。

廃校になった小学校のグランドに、見事な桜の大木があった。

ロシアの方からやってきた品種とのこと。

今年最後の桜だろうな。綺麗だ。

(^^)