自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

カナルチューニング

この記事は以前書いていたものです。

アップするの忘れてた。

f:id:domingo55:20190511200352j:image

 

カナル部のチューニング方法は、人によってかなり変わると思うので、あくまで自分用の備忘録として。

まず、上の写真は、HS1003カスタムとDITA answerカスタムとの比較。どちらも左耳。

写真上がHS1003カスタム。カナル先端部はほとんど削っていない。写真下のanswerカスタムも初めは同じ状態だった。

煌に比べてanswerはカナル内径を広くしているが、基本は同じ方法でチューニングする。

 

白枠で囲った部分を削っていく。

answerカスタムの場合、若干、右耳の方が音量が大きく感じられていたので、左耳のこの部分を削ってやり音の大きさを揃えた。

また、①の部分と②の部分、高さに差をつけると音の広がりに変化をもたせられる。今回は①を少し低くしている。

f:id:domingo55:20190423071214j:image

別の角度から。

この程度削って、左右の音量バランスが揃った。

また、音の進行方向として、青色矢印を意識しながら面を整えていく。私の場合は、2つの矢印のうち、上側の矢印を意識する方がうまくいくことが多いが、イヤホンによっては逆転する。

ちなみに、写真上のHS1003カスタムでは全く削らなくてもバランスしている。ユニットの挿入角度や深さが影響しているので、試してみないとわからない。

f:id:domingo55:20190423072532j:image

音量等が揃ったら、写真矢印の部分をわずかに削ってやる。

高音域の出方が大きく変化する。左右で聴き比べながら、ハイハットの音など目印になる音を決めて、その音が中央に来るように調整する。

 

さて、このチューニング、

既製品のカスタムIEMや、ユニバーサルイヤホンでも使えると思うのだが。。

また、ユニバーサルイヤホンの改造もしてみよっかな。

d( ̄  ̄)