自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

自作コンテスト12 イヤホンと味

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なんとなく、完成に近づいた。

かなり低域から、結構高域まで出せたと思う。空間もそこそこ広い。解像度は高くはないが、気持ち悪い感じはない。

ただ、中域と高域の境目あたりにちょいとクセがあるかな。スネアがバシッと決まる感じの音ではなく、チューニングが決まりきっていない、お安いイヤホンによくある感じ。ジャズを聴くと悪くはないが、激しいアニソンなどを聴くと、うるさく感じる。

例えば、少しスポンジを入れると簡単にそのクセは取れると思うが、超高音など、他の部分も無くなってしまう。あと一手間必要だな。

d( ̄  ̄)

 

さてと。

そこで、意識してしまうのが「味」。

まだ、偉そうな事を言えるわけもなく、最近ようやく意識しだした概念。

優れたイヤホンでは、特に中域付近の音のキレ方、音色などから独特の味を感じる。例えば、ベイヤーのXCELENT。中域にカラッとした木を叩いた時のような心地よい温かみのある味を感じた。

普段メインにしているanswerカスタムは、低音付近の空間の広さが心地よい。中域は、エッジが柔らかく大音量で聴きたくなる。

 

今回のイベント応募作は、一応、広いレンジで音は出せたが、それだけ。

分かっている人が聴くと、「音楽性が乏しい」となるんだろうな。

 

さてと、何をどうすれば、そんな「味=心地よさ」が出せるんだろう。

あと少しだけ触る時間がある。まぁ、ダメ元で考えてみるかな。

( ̄^ ̄)ゞ