コンテスト用イヤホンを使ったことで、ユニバーサルイヤホンにできないことで、カスタムなら出来ることをいくつか認識できた。
その辺りを整理してみたい。
①ドライバの位置
イヤーピースって、結構長さがある。つまり鼓膜から距離ができてしまう。
鼓膜にドライバを近づけると、音が鮮明になる。但し、むやみに近づけても変なピークが出ることがある。
過去に5ミリクラスドライバで、位置をかなり追い込んだ。ユニバーサルタイプでは絶対行けないところまで奥へ行けたと思っている。
高音域が瑞々しくなって、好印象だった。
ただし、イヤホンを耳に押し込む際に空気の逃げ場がなくなって、振動板がかなりペコペコした。昨夜久しぶりに聴いてみると、変なノイズが乗っていた。
やり過ぎも良くないかな。。d( ̄  ̄)
②重量
低音を強調するとボヤけてしまう。そこで筐体の重量を増してやるとボヤけがなくなり、グッと音が締まる。
耳の形でガッチリ固定できるカスタムなら、結構重くても普通に使える。
高音の暴れもおとなしく出来ると思うのだが、まだ実感には至っていない。
フェイスプレートに錘をくっつけるだけで、びっくりするくらい音が変わる。
③音導管の太さ
カスタムなら、音導管をかなり太くできる。直径6ミリ位まで行けると思う。
ユニバーサル型なら、せいぜい4ミリ程度だと思うが、この差はメチャクチャ大きい。多分、別のイヤホンと思うくらい音が変わるはず。
ここは大きなアドバンテージと考えている。
普通、音導管を太くすると、中〜高域がとても今日される。但し、低音が相対的に不足する。
そこで、盛大に低音を強調できるドライバで、音導管をめいっぱい広げたチューニングをするなら、かなりワイドレンジで空間の広いイヤホンになるのではないかと目論んでいる。
上記①や②の視点を入れながら、③を突き詰めてみたい。次期作のテーマはこの辺りかな。
まぁ、先にti3を仕上げてからになるけどね。
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