以前買っていたradius HP-NHR31Kのカスタムを進めることにした。
以前の分解記事は下記。
http://domingo55.hatenablog.com/entry/2019/07/27/234455
低音マシマシのイヤホンを作りたい。
静かな環境下では、低音が過多になっても構わないので、電車の中等の騒音下でノリよく聴きたい。
ポイントは、低音が単純に多いだけではなく、空間が狭くなっても構わないので締まった硬い低音を出すことだと想定した。
硬い多めの低音でノリよく通勤したい。。
てな訳で、主な材料は、上の写真となる。
音導管は、いつも使っている太さからさらに細くする(オレンジのパイプ)。初めて使うが、うまくレジンか剥離するかな?
ノーマルの筐体は、チープなプラスチック製。そのまま使用するが、制振には気を使いたいので、answerカスタムの時に一時使用した、アクセサリー用の石を使用する。写真では筐体に既に貼り付けている。
筐体には、内部配線と、音抜き用の穴2つを開けた。音抜き用の穴には、極細のパイプを接続している。出音を確認しながら長さを調整する。
ユニット部分を組んだところ。
穴を開ける部分などには気を使った。
シェルに入れた。
今回もソフトレジンで固定した。
あれ?完成後の写真を撮り忘れてしまった。
まぁ、いつでも撮れるので、後日追加する。
出音は、かなり戸惑う。
低音を強調したかったし、低音が出るようにチューニングしたが、思ったより強くなかった。
解像度がかなり高く、sora ti3 やditaのanswerカスタムと同レベル。ノーマルではあまり意識しなかったが、ドライバの前面に磁石を配置する構造が効いているように感じた。まさか、こんな細かい表現ができるとは、、予想外。
低音は、締まっていてベースラインを追いかけやすい。しかし、低音マシマシではない。少し制振しすぎたかもしれない。根本的に見直す必要があるかな。
中域の響きは柔らかい。角がキツくない感じかな。
空間はかなり広め。左右というより前後に広い。
当初のコンセプトからは大きく外れてしまったが、意外に心地よい音を出してくれる。
最近、トンがったイヤホンが多かったが、使い分けに耐えれる「柔らかさ」を持った一本となった。
とりあえずは完成としておいて、また、低音を改善できるアイディアが浮かんだらやってみよう。
秋が深まる。
夜の紅葉も悪くないな。