いよいよ、組み上げる。
EX1000 は、調整箇所が多い。
赤色の丸は、ドライバ背面の音抜き穴。0.01ミリ程度の細かい穴が、10コ程度開けられている。すごい加工だ。d( ̄  ̄)
この金属パーツは、取り外すことができる。
そして、特筆すべきが青色の丸。
小さな六角ネジがあり、なんと、低音量の調整が可能だ。
だが、構造がよくわからない。おそらく先の赤色の音抜き穴へ向けて空気を抜く量を変えているのだと思う。
今回、ドライバ前面からの音抜きは、シリコンチューブを付けているが、効果が感じられない。取り敢えず塞いでおくことにする。
音出し。
低音量が左右で揃うようにネジで調整した。
音は素晴らしい。中域あたりの空間が広く、歌物のジャズなどバチッときまる。スネアの抜けも良い。
中域の音の抜けが良いと言っても、いわゆるSONYっぽい音とは少し違い、嫌味がない。すごく気に入ってしまった。
ただし、低音や高音は、まだまだ改善できるように思う。チューニングを進めたい。
シェルへの固定については、何段階かに分けて行った。
先ずは、音導管付近のみをハードレジンで固定して音出し。中域〜高域が暴れ気味だった。
次に、シェル内全体をハードレジンで固めた。
中域〜高域の暴れる感じは治った。
固定して1日目は、全体に音が大人しくなり、しっとりとした感じになった。2日目は、中域の見通しが良くなった。
固定方法は、グミレジンとおおいに迷ったが、EX1000 は、低音マシンにはしたくなかったので、解像度優先のハードレジンとした。
さてさて。
今回は年末休みで時間がとりやすいので、レジンの硬化状況を見ながらゆっくりチューニングしたいと思う。d( ̄  ̄)
素晴らしい音にできればいいな。