なかなか難しいイヤホンだった。
やっとくみあげた。
見た目はまぁ、満足かな。ハイブリッドだが、シェルを薄くできたのでかっこいいと思う。
また、今回は組み上げの最中に、チューニングを始めたので余計に時間がかかってしまった。
まず、このはなしから。。
ノーマルのダイナミックドライバは、背圧をパイプを使ってコントロールしている。
0.5ミリ程度のパイプ構造で、ドライバ背面の圧力を流している。
以前のブログにも書いたが、パイプの長さと太さで変わるが、低域のピークを調整できる。H3は、ベースラインのちょい上辺りにピークがあると感じた。
せっかくの16ミリドライバなので、私はもう少し下にピークを設定したい。重ーいベースにしたい。
このため、ノーマルのパイプは取り外してやった。低音の雰囲気がEX1000にかなり近づいた。
ただし、そのままでは、中域まで盛り上がってしまうので、布テープで少し塞いで調整した。
次にノーマルの筐体の加工。
ダイナミックドライバ付近はノーマルの筐体を使っているが、切り刻む必要があり仕上がりが汚くなってしまっていた。
ヤスリで整形した後に、プラモデル用のマーカーで着色しておいた。ガンダムマーカーのファントムグレー。量産型ザクの胸のあたりの色。。。こんなマーカー、よく残っていたものだ。(^^)
ノーマル品とは色目が変わったが、まぁカッコいいとおもう。
ハイブリッドなので、音導管は3本。
太いのがダイナミック用で、細いのがBA用。
今回はスポンジでチューニングを始めた。
高音BA意外には結構大胆にスポンジを入れている。
スポンジの塩梅で、音が柔らかくなるのだが、空間が拡がる感覚もあり結構楽しい。
しばらく遊べそうだ。
ある程度チューニングが進んだ段階で、EX1000と比較。
少し聞いてはっきりわかるほど、圧倒的にEX1000が気持ちいい。
解像度は、同等。空間、低音の沈み込み、中域の透明感、EX1000の圧勝。
んーー。唯一H3は、中域の押し出しが優れているというか、。。
H3だけで聞くと、まぁそこそこで、横に並べて比較試聴さえしなければ楽しめなくもない。。
◯まとめ
カスタムイヤホンでは、BAとのハイブリッドにするより、ダイナミック1発でドライバの位置を追い込む方が良い音が得られると思う。
ただし、イヤーチップを使う、ユニバーサルイヤホンでは話が違うのかもしれない。ドライバの位置を追い込めない分、多ドラ化して派手な音にするのも楽しそう。
まぁ、もう少しチューニングしてみるかな。
d( ̄  ̄)
いつの間にか、家の前の桜が咲いていた。
コロナの影響で見にいけないけど、もう春なんだな。(^ ^)