チューニングを進めてみた。
カナル出口は、大幅に拡大。高音部が改善されたが、まだまだまだまだ不足している。元々ドライバーからの高音量が少ないのだと思う。
ドライバの背圧調整は、音抜き穴を全て完全に閉塞させてた後、0.3ミリから少しづつ穴を拡大して調整した。0.4ミリ程度がちょうど良いと思う。
低音は16ミリドライバらしく、かなり下まで出て、空間表現も良好。下手に膨らむこともなく、聞いていて楽しい。
しかし、中域がどうしようもなく強すぎる。
音源によっては聴けないこともないが、女性ボーカルなどを聴くと、刺さりまくる。
また、解像度が低い。
最低欲しいと思える解像度の下限ギリギリかな。
中域は、ドライバ背面の開口部を調整してやれば解決できそうだが、筐体を分解する必要がある。
しかし、解像度はどうしようも無いので、多分、中域を改善できても使わないと思う。
という訳で、現時点では final Piano Forte IX の作業はここまでかな。
見た目が面白いので、使ってみたかったが、これより良いイヤホンは数多あると思う。
まぁ、シェルデザインの勉強にはなったと思う。
以上。
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