続いてドライバの調整に入る。
まず、ドライバ背面の音抜き穴。
小さな穴が3つある。こんな小さい穴でも3つは開きすぎ。
これを塞いでいく。
写真は2つ塞いだところ。中域の暴れ方がめちゃくちゃ落ち着いてきた。このあと、3つ目も塞いだ。
写真では、布テープを使っているが100均で買えるビニールテープでも構わない(密閉できれば何でもいい)。
音は確認しながら進めていく。いちいち筐体を組むのが面倒なら、そのまま耳に当ててもいい。変化に気付けるはず。
次にドライバ前面の穴を塞ぐ。
先ずは中心の穴を塞いでみる。高音が減るのがわかるはず。
続いて、真ん中を塞いだまま、周辺の穴のうち2つを塞いでみる。今度は高音が盛大に出てくるのがわかるはず。この時点で音はかなり改善している。
筐体に組み込んで聴いてみて欲しい。100均?と思えると思う。
5つ開いた穴を塞ぐ箇所をいろいろ変えるだけでもかなり楽しめると思う。
だが、まだ中域に変な癖が残る。
さてここからが核心。
まず、薄いプラスチックの板を用意する。
コンビニでも何でもいい。お菓子や文具の包装で充分。意外に色々あるはず。とにかくプラタックの板ならいい。ひょっとしたら厚紙でも良いかも。
そこに、0.5ミリ程度の穴を開ける。
この小さなドリルがないのなら、コンパスの針でもいいかもしれない。
そして穴を開けた板を適当な大きさに切り抜き、、、、
ドライバの真ん中の穴を塞ぐように貼り付ける。
そして他の穴は全て塞ぐ。
ドリルで開けた穴がドライバの穴の中心に来るように注意する。
さて、この状態で、軽くパーツに組み込んで音を確認してみて欲しい。
どうでしょう?
お世辞ではなく、めちゃくちゃいい音になってない??
(^ ^)
つづく〜