どうも左右のバランスが気に入らない。
ひょっとしたら、片耳は、AK T8iEなのかもしれないと不安にすらなった。
んで、AK T8iEと比較。そもそも筐体にxelentoなのか、T8IEなのかの表記は無い。写真で見ていると差がわからない。だが、並べてみると差は明確。T8IEの方がメッキが黒く、フェイスプレートが金属色。
対してxelentoは、メッキがプラチナ色で、フェイスプレートが黒い。
ひょっとして?!と不安になったが問題なかった。
だが、左右のばらつきはやはり気持ち悪い。
そこで再度分解して組み直すことにした。
挿入角度や深さを慎重に見直した。
特に右側のみを3ミリ程度深くマウントできるようにした。
この後、レジンで固めたのだが、レジンは四種類を使い分けた。ガチガチにしすぎると低音が締まりすぎるので、グミレジンを内部に使いながら、強度の必要な箇所は太陽の雫。シェル本体は星の雫とした。こんなちっちゃなパーツなのだが、音導管部分はやはり「キモ」になるので、精一杯作り込んでみた。
また、今回はシェルの色を黒にした。こっちの方がカッコいいかな。d( ̄  ̄)
今回はノーマルの筐体を極力活かして組んでみた。新しい取り組みだったが、音は結構変わったと思う。少し低音が多く深くなったかな。
特に今回は左耳は、青丸の部分で3ミリ程度カナルを長くした。低音が少し前に出てくる感じになる。
私の左耳の形は右耳より少し大きいので、カナルを伸ばすと良いかもしれない。まぁ、しばらく使ってみて再考したい。
対して右耳はこれまでの長さと変わらないが、写真矢印の部分を僅かに削ると、高音部のノビが気持ちよく変わった。
カナル先端部でも削る部分によって得られる効果は違うことを再認識した。
まぁ、xelentoはなかなか優れたイヤホンなので、下手にカスタムすると、荒がとても目立ってしまう。左右のバランスが崩れたり、空間が偏ったりする。ある程度チューニングをするつもりじゃ無いとカスタム化は改悪になりそうなので、気を付けてもらいたい。
こんなちっちゃなパーツなのに、週末全部使ってしまった。でも、組み直す事でチューニングはかなり進んだと思う。満足感は高いかな。
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