大変気に入ったのでカスタム化することにした。
分解の過程も充分楽しかった。なにせ、作りが良い。接着剤の使い方やパーツの固定の仕方、使うべきところに使うべき材料をちゃんと使ってあった。
こういうイヤホンを「作りが良い」と言いたい。
一見、プラスチックに見えていた音の出口部分もしっかりと金属製。
しかもギリギリまで内径が追い込んであった。素晴らしいです。
ここをこんな風にいじってみたいと考えたところが、しっかり先回りして作り込んである。
カンジンカナメのドライバ。
ドライバを覆う黒いプラスチックカバーは大変柔らかく、その周りを金属のケースで包み込む形。
すっごい共感できる。低音の豊かさに影響しまくっているはず。
でも、ドライバ背面にたどり着くのは、ウルトラ難易度が高かった。
硬い接着剤と、柔らかいプラスチック部品のため、壊しそうになった。めちゃ時間がかかった。
ドライバは、今までに見たことのないカタチだった。デッカイ磁石に、見たことのない背圧の逃し方だった。多分、オリジナルで作成されたのだと思う。めちゃくちゃ期待が高まる。
ノーマルの筐体は、ちと古めのスピーカーの背面デザインをモチーフにしていると思う。すごく好き。
できるだけデザインを壊さないようにしながら、組み込むつもり。
手持ちの部品をつかって、ケーブルの出口を変更してやった。
まぁ、カッコよくできたと思う。
d( ̄  ̄)
さて、明日は組み込んでみるかな。
音導管の太さ、ケーブルの廻し方、レジンでの制振方法など、考えることは多そうだ。
良い素材に会えると、楽しいな。
(^^)