自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

KZ DQ6 レビュー的な。分解的な。①

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安かったので、なんとなく買ってしまった。

まぁ、近頃の中華イヤホンの雰囲気を知りたくてって感じ。

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先ずは構造的な所を。

ダイナミックドライバが3台入っている。

10ミリクラス一台と、6ミリクラスが2台。

6ミリドライバは、カナル部から1番遠くに配置されている普通は6ミリを高音に持ってくるだろうと予想していたが、そこはKZ、なにやら訳のわからん場所に配置し、極細の音道管でカナル先端部へ音を導いてある。

つまり、6ミリダイナミック二台は全く高音的な役割が無い。まぁ、ベースラインを強調するためにそうしているというか、そこにスペースがあったのでそこに入れてみたって感じ。

KZの多ドラ機をみてもそんな作りなので、設計思想がかなり特殊で驚かされる。だが、音作りは良くなっていると聞く。不思議だ。

まぁ、前からKZの多ドラは、ギミックというか、なくても良いドライバを無理矢理入れている印象が強い。今回もそんな予感が。。。

 

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別角度の写真。

大型のダイナミックドライバ前面に音抜き穴(黒い丸部分)。穴の大きさから、かなり低音を抜いてあると想像できる。まぁ、6ミリダイナミックから強めの低音が来てるはずなので、ここで抜いているのかな?

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DQ6の作りで1番良いと感じたのはカナル先端部の作り込み。一般的なモノより細く、更に角を落としてある。ここは大きく評価したい。

こうする事で、かなり奥まで挿入が可能となるはず。他のメーカーもコレやれば良いのに。。

d( ̄  ̄)

 

 

つづく